東芝---大幅高、アク抜け感先行で買い戻し優勢と観測
東芝<6502>は大幅高。前日に新たな取締役会の体制、前期の業績見通しなどを発表している。前期の決算速報値として、営業利益は計画比1600億円下振れとなる1700億円、最終損益は赤字になる可能性が高いとしている。すでに報じられた内容でもあり、業績数値にサプライズは乏しいものの、おおよその着地点がみえ、過度な先行き不透明感などは後退する状況のようだ。一方、業績回復に向けた道筋なども現状では見出しにくく、ショートカバーの動きなどが主導と観測される。
《SY》
提供:フィスコ