貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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6471 日本精工

東証P
861.1円
前日比
-7.0
-0.81%
PTS
858.6円
14:59 05/01
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
30.1 0.68 3.48 3.43
時価総額 4,306億円
比較される銘柄
THK, 
NTN, 
トムソン
決算発表予定日

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富田隆弥の【CHART CLUB】 「ショートカバーが出やすい6月」


◆日米とも株式市場は5月安値で底を打ち、リバウンド局面に入った。週足チャートの下げ基調を好転させるには52週移動平均線を抜かねばならず、先行きはまだ安心できないが、この6月は先物・オプションの清算日(メジャーSQ:日本は10日、米国は17日)があるので、ショートカバー(買い戻し)主導でリバウンドに弾みを付けてもおかしくはない。

◆ちなみに52週線の水準は、日経平均株価が2万8020円、NYダウが3万4670ドル、ナスダックは1万4300ポイント処である(6月2日時点)。NYダウとナスダックは52週線までまだ値幅があるが、年初から5月安値までNYダウは17%、ナスダックは32%と大きく下落したのでリバウンド基調を続けて、右肩下がりに転じた52週線に近づく可能性がある。

◆そして、日経平均株価は52週線まであと600円ほどだ。2万8000円近辺はチャートの厚い節目だが、今年3月にメジャーSQ(3月11日)を明けてから2週間で3300円急騰している。この6月も上昇に弾みを付けて52週線を一気に突破することも不可能ではないだろう。

◆「材料はあとからついてくる」のが相場。戻り歩調が続くなら「インベスト・イン・キシダ(岸田に投資を)」、「新しい資本主義」、「外国人買い」、「参院選を控えて政策相場」といったキーワードが材料(テーマ)として浮上してくるだろう。いずれにせよ、リバウンド局面に入った日経平均株価が2万7000円台を維持しているうちは押し目買いのスタンスで臨みたい。

◆個別株では、調整十分のソニーグループ <6758> [東証P]、日本電産 <6594> [東証P]、日本精工 <6471> [東証P]を注目。低位株では、宅建業法改正で収益アップが望めるシステムソフト <7527> [東証P]、旧村上ファンド(エフィッシモ)が買い増しているライフネット生命保険 <7157> [東証G]を待ち伏せたい。

(6月2日 記、毎週土曜日に更新)

情報提供:富田隆弥のチャートクラブ

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