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6358 酒井重工業

東証P
6,260円
前日比
+70
+1.13%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.6 0.94 4.31 35.23
時価総額 276億円
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決算発表予定日

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酒井重 Research Memo(6):2024年3月期業績は前期比31.7%の営業増益を見込む


■今後の見通し

● 2024年3月期の業績見通し
酒井重工業<6358>の2024年3月期の連結業績は、売上高が33,100百万円(前期比5.2%増)、営業利益3,300百万円(同31.7%増)、経常利益が3,300百万円(同41.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が2,300百万円(同35.7%増)と予想されており、期初予想(売上高33,000百万円、営業利益2,950百万円)から上方修正された。為替レートは、1ドル140円を前提としている。

所在地別の売上高・利益の見通しは開示されていないが、各地域とも増収を目指す方針だ。世界的にインフラ投資が拡大するなか、世界の建設機械需要は底堅く推移すると予想している。一方で世界的なインフレや安全保障問題、社会構造変化など不透明な要因も多いが、収益構造改革の推進、生産性向上と新たな付加価値創造、グローバル事業活動の修正により、営業利益率は前期比2.0ポイント上昇する予想となっている。

上半期が好調であった割に、通期はやや控えめ予想となっているが、会社は「中国やASEANの見通しが不透明であり、好調が続いた米国もピークの可能性があるので慎重に見ている」と述べている。しかしこれらの懸念が予想されたほどでない場合には、現在の予想が再度上方修正される可能性もあると弊社(フィスコ)では見ている。会社も「今後も、四半期決算を開示する時点で必要に応じて修正を行っていく」と述べており、今後のさらなる展開を注視する必要がありそうだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《HH》

 提供:フィスコ

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