旭ダイヤは反落、電着ダイヤモンドワイヤ落ち込み想定以上で１９年３月期業績予想を下方修正

　旭ダイヤモンド工業<6140>は反落している。１日の取引終了後、１９年３月期の連結業績予想について、売上高を４３０億円から４１０億円（前期比９．８％減）へ、営業利益を２７億円から２１億５０００万円（同５３．７％減）へ、純利益を２２億５０００万円から１７億５０００万円（同８．４％増）へ下方修正したことが嫌気されている。

　太陽電池シリコンウエハ加工用などの電着ダイヤモンドワイヤが、主な販売先である中国市場で太陽光発電向けの補助金削減の動きが見られたことなどから販売が大きく減少しており、下期はさらに減少が見込まれることが要因としている。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高２０８億７５００万円（前年同期比４．８％減）、営業利益１３億９２００万円（同２２．７％減）、純利益１２億４０００万円（同１６．７％減）だった。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）