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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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5262 日本ヒューム

東証P
840円
前日比
+6
+0.72%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.1 0.51 2.98 44.80
時価総額 247億円
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決算発表予定日

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日本ヒューム Research Memo(11):2024年12月末までにプライム市場上場維持基準適合を目指す


■成長戦略

5. プライム市場上場維持基準の適合に向けた計画書
日本ヒューム<5262>は、2022年12月時点において、プライム市場の上場維持基準のうち、1日平均売買代金が基準を満たしていなかったため、2023年3月24日付で「プライム市場上場維持基準の適合に向けた計画書」を作成・開示した。2024年12月末までに上場維持基準を満たすため、中期経営計画「23-27計画R」で掲げた各種取り組みを着実に実行して業績の向上を図るとともに、株主還元の一層の充実やIR活動の強化なども図る計画だ。なお2023年10月31日時点では1日平均売買代金が上場維持基準を満たしたが、引き続き取り組みを推進する。


意欲的な中期経営計画と株主還元策の強化を評価
6. アナリストの視点
コンクリート二次製品を含む建設関連業界は、市場成熟感が強く、受注競争が激しいうえに、人材難なども収益圧迫要因として懸念されるため、収益向上に向けた投資家の期待感はさほど大きくないと考えられる。しかし、同社の中期経営計画「23-27計画R」では、高付加価値のプレキャスト製品群を新たな成長ドライバーと位置付けており、脱炭素型・長寿命化対応コンクリート「e-CON(R)」のプレキャスト事業化などサステナビリティ経営も意識した新たな事業展開に向けた意欲が窺える。弊社では意欲的な中期経営計画「23-27計画R」を評価するとともに、株主還元策を強化(増配、自己株式取得の実施、株主優待制度の新設)している点も評価している。今後の収益拡大基調を確認するために「23-27計画R」の進捗状況に注目したい。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《SO》

 提供:フィスコ

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