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2016年01月07日16時54分

ステップ Research Memo(3):正社員教師を主体としたプロ教師による学習指導で高い合格実績


■事業概要と同社の特徴

(1)教師のプロ化による質の高い学習指導

ステップ<9795>では「教師は学習指導のプロでなければならない」との理念のもと、教師を正社員化し、授業内容の専門化・高技術化に努め、その学習指導力によって高い進学実績を積み上げ、成長基盤としてきた。2015年9月末時点では総勢616名の教師数のうち、95.8%に当たる590名が正社員となっており、残りの教師も英語クラスにおける外国人講師や、結婚を機に雇用形態を変更した契約社員での教師がほとんどで、ほぼ100%がプロの教師と呼べる指導体制となっている。同業他社では、大学生や大学院生などアルバイト講師を採用しているケースも多いが、同社は個別指導部を除き、学生アルバイトは一切採用していない。また、教師が生徒獲得のため電話勧誘やポスティングなどの勧誘活動を行うこともなく、学習指導に専念できる体制を整えていることが特徴となっている。

各教師においては「日々指導技術の研鑽を怠らず、一人ひとりの生徒と向き合い、学力向上に真摯に取り組んでいく」ことを基本方針として、研修活動なども定期的に行いながらスキルアップに努めている。こうした教師のプロ化による質の高い学習指導によって、2015年度は神奈川県内の公立高校トップ19校で1,918名の合格者を輩出、うち11校において塾別合格者数で最多の実績を出すなど、学習指導の質の高さとともに志望校への受験合格といった結果も残している。県内の競合として臨海セミナー、中萬学院、湘南ゼミナールなどがあるが、いずれも公立トップ校の合格者数では同社の半分以下の水準であり、同社が突出した実績を上げている。なお、2015年度の合格者数が前年度よりも若干減少しているが、これは私立高校との併願により難関校にチャレンジする生徒数が増えたことが要因とみられる。

また、現役高校生向けの高校部に関しても、難関大学の合格者実績が着実に増加傾向にある。2015年度は特に早慶上智を中心とした難関私立大学の合格者数が顕著に増加したほか、東大合格者も8名(前年度は1名)輩出するなど、「高校生活の充実と志望大学への現役合格の両立」を目指す同社の教育方針が成果となって現れてきたと言える。大学の合格実績が上がってきた要因として、教師層がいっそう充実したことに加え、チューター制度が機能してきたことも挙げられる。ここで言うチューターとは、学生の進路相談や悩みなどの相談を受け、効率の良い学習計画を提案するなど的確なアドバイスを行うスタッフのことを指す。同社では、高校部各校舎に専任のチューターを2015年9月末で38人配置している。年々チューターと積極的にコミュニケーションを取る生徒が増加傾向にあったが、特に最近は学習計画、進路や悩みの相談に加え、推薦やAO入試の論文作成、面接練習などにおいても、チューターは受験生の頼れる存在となってきており、難関大学への合格実績アップにつながっていると考えられる。

こうした合格実績を反映して、2015年度の高校1年生の生徒数(10月時点)は前年同期比26.3%増と高い増加率となっている。また、高校3年生の生徒数についても以前は9割以上が小中学生時代にSTEPに通塾していた生徒で占められていたが、現在はその比率が8割強まで低下し、2割弱の生徒が高校生になって初めてSTEPに通い始めた生徒となっており、大学受験においてもSTEPブランドが着実に浸透してきたと言えよう。12月1日付でオリコン<4800>が発表したオリコン日本顧客満足度ランキング「大学受験 塾・予備校(現役)」では、首都圏の現役高校、集団学習塾部門の中で総合1位にランクされるなど、実際の顧客評価も極めて高いものとなっている。同ランキングでは項目別ランキングにおいても、全10項目のうち「成績向上・結果」「適切な受講料」「適切な人数・クラス」「講師の質」「カリキュラムの充実度」「自習室の使いやすさ」「教室の設備・雰囲気」「スタッフ」「情報」など9項目で第1位の評価となっている。ちなみに、高校受験 集田塾(首都圏)でも2位にランクされている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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