ODKソリューションズ---17年3月期は2ケタの増収増益を計画、学校法人や証券会社向けサービス拡大に注力
ODKソリューションズ<3839>は27日、2016年3月期決算を発表。売上高は前期比5.0%増の34.86億円で2期連続の増収。営業利益は同38.8%減の1.08億円、経常利益は同32.6%減の1.36億円、当期純利益は同27.0%減の0.67億円だった。
一般事業法人向けシステム開発の剥落等があったものの、教育業務における新規受託や模擬試験向けシステムサービスの運用開始等が寄与し、売上高は増加。また、継続的な営業力強化が奏功し、情報処理アウトソーシングにおいて、大学入試業務の受託校数を2校、Web出願サービスの受託校数を16校、SENS21ユーザー数を1社増やしている。
2017年3月期通期については、売上高が前期比20.5%増の42.00億円、営業利益が同38.1%増の1.50億円、経常利益が同16.9%増の1.60億円、当期純利益が同48.5%増の1.00億円を見込んでいる。学校法人や証券会社向けサービス拡大に注力する一方、2月に発表したファルコホールディングス<4671>との業務提携による臨床検査システムの運用開始やナカバヤシ<7987>グループの日本通信紙との協業による各種試験業務の受託等、アライアンスを活用した新たな領域への進出を目指す。
《TN》
提供:フィスコ