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4659 エイジス

東証S
2,553円
前日比
+46
+1.83%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.8 0.96 3.13
時価総額 275億円
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決算発表予定日

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エイジス---棚卸サービスのシェアは圧倒的NO1、アジアでの展開にも注力


エイジス<4659>は棚卸サービスに加え、フィールドマーケティング、ミステリーショッピングなど流通業の周辺サービス(リテイルサポートサービス)を提供し、流通小売業のローコストオペレーションを支えている。

小売業売上高ランキング上位100社のうち80社以上が同社のサービスを利用しており、サービス実施店舗数は年間延べ約210,000店舗強におよぶ。顧客数は約2,000社以上で、業界シェアは77%と圧倒的。全国に高品質で均一なサービスを提供できる日本で唯一の会社であることが評価されていることに加え、人材採用や育成、棚卸専門端末機器の自社開発などIT戦略に長けている点が特徴となる。

業績はリーマン・ショック後の低迷に加え、棚卸サービスの海外展開で伸び悩んだが、ここにきて国内棚卸サービスの収益力強化、リテイルサポートサービスの拡販が順調に推移し、また海外棚卸サービスの拡大など、業績の回復基調が鮮明化している。2016年3月期は売上高で前期比6.9%増の233.33億円、経常利益で同9.3%増の19.27億円が予想されており、第1四半期も売上高が前年同期比15.6%増の46.10億円、経常利益で黒字転換0.77億円と好スタートを切った格好となっている。業務効率向上につながる新システムおよびオペレーションの導入により、生産性の改善が続いている。海外子会社も多くが創業赤字を計上しているものの、赤字幅は黒字化を見込んでいる。

中期的には国内棚卸サービスの収益力強化に加え、繁忙期と閑散期の平準化を計ることや流通小売業のトータルサポートを目指した国内リテイルサポートに注力する方針。また、アジア市場における棚卸サービスのプレゼンス向上も目指し、2017年3月期に247億円、営業利益率8.5%(21億円)を目標に掲げている。

《SF》

 提供:フィスコ

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