信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

4650 SDエンターテイメント

東証S
294円
前日比
0
0.00%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
22.5 1.94
時価総額 26.5億円
比較される銘柄
RIZAP, 
ランシステム, 
東祥

銘柄ニュース

戻る
 

SDエンター Research Memo(2):「COMMIT2020」の実現に向けて、グループの重要な一翼を担う


■2020年度への成長戦略の進捗:フェーズ2本格始動

(1)「フェーズ2」における成長戦略の概要

SDエンターテイメント<4650>は、2014年1月に健康コーポレーションの傘下に入って以来、成長ロードマップを策定し、それに従って様々な施策に取り組んできた。成長ロードマップはフェーズ1とフェーズ2の2段階に分けられるが、コスト削減等を中心とするフェーズ1は終了し、現在は、親会社を始めとするグループ企業との連携を活用しながら、収益の成長を追求するフェーズ2のステージにある。

フェーズ2への進展と時を同じくして同社の親会社である健康コーポレーションは2020年度を最終年度とする長期経営ビジョン「COMMIT2020」を策定した。同社も健康コーポレーショグループの一員として「COMMIT2020」の実現に向けて、その重要な一翼を担う存在だ。同社は自身の長期経営目標として、2020年度(2021年3月期)の全社売上高を2015年3月期実績比倍増の15,000百万円にする計画を発表している。この売上高倍増計画達成のための中核を担うのが「SDフィットネス中期ビジョン」である。この中期ビジョンの骨子は、同社のフィットネス事業を健康コーポレーションが手掛けるRIZAPとのコラボレーションにより事業モデルを高収益型に転換し、所期の収益目標の実現につなげようというものだ。2020年度におけるフィットネス事業セグメントの業績目標を、売上高10,000百万円、営業利益2,000百万円としている。このための切り札が今回明らかになった「FIVE(ファイブ)」である(詳細は後述)。

同社はまた、既存事業の強化・発展やM&Aによる事業領域の拡大などの施策も模索中である。同社の既存領域のGAME事業やボウリング事業、映画事業などは、高成長産業とはみなされていない。一方で、同社は北海道内の中核都市にエンターテイメント施設を有し、また、北海道への来道外国人観光客が増加トレンドをたどっているという状況にある。このような事業環境の中で、同社は様々な可能性を追求して収益拡大へとつなげていくスタンスを明確化しており、今後の新たな事業展開と収益拡大が期待される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《HN》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均