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4641 アルプス技研

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時価総額 618億円
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アルプス技研 Research Memo(4):2022年新卒採用者330名を確保。新規事業分野でも着実な進展を図る


■主な活動実績

1. 採用実績
アルプス技研<4641>成長のドライバーとなる人材の採用については、2022年新卒採用者(単体)として330名(前期は314名)を確保することができた。2023年新卒採用についても320名を計画している。なお、同社によると4月7日付の日本経済新聞(朝刊)に掲載された「2023年卒 就職企業人気ランキング」(日経・マイナビ共同調査)によると、理系総合37位、業種別の人材サービス(派遣・紹介)では1位にランクインしたと言う。質の高い人材を生み出す企業組織文化や、独自の教育・研修体系※などが就活生に評価された結果と見ることができるだろう。また、キャリア採用については120名(前期は70名程度)、外国人材(アグリ人材)は、入国制限の緩和を受けて100名(前期実績なし)を計画している。

※「能力開発教育体系」と「キャリア開発支援」の2つに大別され、レベルやニーズに応じた教育やキャリアサポーター(先輩技術者)によるフォローなど、高度な技術力や専門性を持った人材を育成するための教育・研修体系を確立している。また、無期雇用(正社員)であるところも、長期的な育成プランを可能としている。


2. 新規事業の進捗
(1) 農業関連分野
アルプスアグリキャリアについては、国内における農業人材不足は顕著であるものの、コロナ禍に伴う入国制限の緩和ととともに成長軌道へ戻していく構えだ。2022年9月13日には埼玉縣信用金庫と農業人材派遣サービスに関する業務提携を開始した。同金庫取引先農業事業者にとって課題となっている「人材不足」等に対して、アグリテック※から就農(派遣)まで幅広い人材サービスを提供することにより課題解決を図る方針である。

※農業領域でIoTやドローンなど情報通信技術を活用すること。


(2) 介護関連分野
介護関連事業サービスを行うアルプスケアハートについては、まずは国内人材の活用による訪問介護サービスを相模原市から開始し、神奈川県、首都圏、そして全国へと事業所を拡充する計画である。2022年4月に3号店(菊名)、同年7月に4号店(東神奈川)を開設し、着々と店舗数を増やしている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

《SI》

 提供:フィスコ

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