信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
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4377 ワンキャリア

東証G
3,545円
前日比
-145
-3.93%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
24.4 6.84
時価総額 209億円
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<動意株・6日>(大引け)=ワンキャリア、トーセイ、コスモHDなど

 ワンキャリア<4377>=新値街道走る。3月中旬を境に上値追い基調を鮮明としており、前日はマドを開けて一時443円高の3320円まで急騰する場面があった。新卒採用のDX支援サービスを展開する企業で、昨年10月に旧マザーズ市場に上場したニューフェイス。株価は年初来高値圏を走るが、昨年に形成した上場後の最高値3565円の奪回も視野に入っている。「業績はここ数年来、売上高の伸びが高水準で、前日は国内証券の強気の投資判断も加わって買い人気を集めたが、比較的信用買い残も少なく株式需給面の軽さに着目した買いが続いている」(中堅証券ストラテジスト)としている。

 トーセイ<8923>=大幅高。一時、前日比10%高の1297円まで上値を伸ばし、約2年1カ月ぶりの高値に浮上。5日の取引終了後に発表した22年11月期第1四半期(21年12月~22年2月)の連結決算(国際会計基準)で、最終利益が前年同期比17.7%増の36億2500万円となったことが好感されている。不動産再生事業が収益を牽引した。24棟のバリューアップ物件と中古区分マンション41戸を販売したほか、保有する収益不動産の評価を見直したことにより、棚卸資産評価損の戻入を4億5600万円計上したことも利益を押し上げた。

 コスモエネルギーホールディングス<5021>=急伸。5日に提出された大量保有報告書で旧村上ファンド系投資会社のシティインデックスイレブンスが大株主に浮上したことが判明。共同保有者分を含めた保有比率は5.81%となる。保有目的は「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為などを行うこと」としている。アクティビスト(物言う株主)として知られる旧村上ファンド系投資会社の大量買いで、石油元売り会社の業界再編への思惑も浮上している。

 セカンドサイトアナリティカ<5028>=上げ足鮮烈でストップ高。週明け4日にグロース市場に新規上場した直近IPO銘柄だが、セカンダリーでも個人投資家とみられる短期資金が集結し一気に株価水準を切り上げている。きょうは一時700円高はストップ高となる4590円まで駆け上がる場面があった。市場では「マシーンラーニングやディープラーニングの活用を看板とする人工知能(AI)関連の塊のような銘柄で、ビジネスモデルが時流に乗っている。需給先行で買われている部分は否めないが、戻り売り圧力がないのは強み。将来の成長を買うテーマ物色の流れで、為替や原油などの外部環境に左右されにくい点も資金が誘導されやすい」(中堅証券ストラテジスト)としている。公開価格は1390円で時価は既にそこから3倍以上の水準に値上がりした。

 ピーバンドットコム<3559>=急動意。同社はプリント基板のネット通販を展開。22年3月期は半導体需給逼迫を背景に、電子機器の受託生産における量産案件が滞っており、売上高、営業利益ともに前の期比ほぼ横ばいを見込んでいるものの、23年3月期は2ケタ利益成長が見込まれる状況にある。きょうは、前場取引時間中に「ワイヤレス給電導入サービス」を開始することを発表し、これに株価が反応した。同サービスは新規製品へのワイヤレス給電の組み込みだけでなく、既存製品のワイヤレス給電化もサポートするもの。最近はウェアラブル端末や医療・計測機器など小型電子機器へのワイヤレス給電の普及が進んでおり、その利便性から潜在ニーズは高く、同社への収益貢献を期待した買いを引き寄せている。

 ピアズ<7066>=ストップ高。同社はきょう、子会社のXEROが複数のフードデリバリーサービスを一括管理するシステム「ZEROデリバリー」の提供を開始したと発表しており、新たな買い手掛かりとなっているようだ。このシステムは、XEROが手掛けている次世代型クラウドサービス「ZEROレジ」の新機能として提供するもの。複数のデリバリーサービスの注文受付を一括に統合できるほか、ハードウエア連携や細かなデータ分析、メニューの一元管理機能も備えている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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