東海東京調査センターでは、米FRBによる年内利上げ観測の高まりもあり、輸出関連株には再び円安メリットが浮上している半面、世界経済の先行き不透明感により、日本株はここからの上値に依然警戒感が残ると指摘。4~9月の決算発表がピークを越えたことから、今後は各社アナリストによる再評価が本格化するとみて、評価が好転あるいは好評価を持続する銘柄に選別物色の動きが続くと想定。
11月16日号のウィークリー銘柄として、スマホの高性能化を追い風に業績上ブレを見込む村田製作所<
6981>、好採算の製品の拡販と交易条件の改善で業績好調な東ソー<
4042>をピックアップしている。
《MK》
株探ニュース