住友精化<
4008>が急伸、日本触媒<
4114>も一時500円高の6920円と値を飛ばし異彩を放っている。機関投資家とみられるまとまった買いに加え、値動きの良さに乗じた短期資金も上乗せされているもよう。市場では「化学セクターは株価出遅れ感が強く、前日の欧米株高や円高一服を受けて投資家心理が改善するなか、リターンリバーサル狙いの買いが入っている。特にこの2銘柄については、花王<
4452>が海外向け紙おむつの好調などで業績を拡大させるなか、高吸水性樹脂を手掛けていることから連想人気を呼び込んでいる」(国内ネット証券大手)との見方が出ていた。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)