貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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3861 王子ホールディングス

東証P
615.5円
前日比
-3.6
-0.58%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.1 0.58 2.60 30.53
時価総額 6,244億円
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決算発表予定日

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王子ホールディングスが急反落、13時発表の上期経常2.1倍増と上振れ着地も利益確定売りに下げ幅拡大

 王子HD <3861> が急反落。11月10日後場(13:00)に発表した2016年3月期第2四半期累計(4-9月)連結経常利益は前年同期比2.1倍の338億円と急拡大した。従来予想の260億円を上回り、通期計画650億円に対する進捗率は52.0%に達し、直近5年間平均の40.3%も上回った。ただ、10月26日に630円と2007年6月以来8年5ヵ月ぶり高値を付けた後は、利益確定売り優勢の動きとなっており、市場予想には届かなかったとの報道もあり売り急ぐ格好になったようだ。後場後半は安値水準でもみ合う推移となっている。

 直近3ヵ月実績の7-9月期(2Q)連結経常利益は前年同期比7.6%減の74.6億円と減少した。しかし、売上高営業利益率は前年同期の2.8%から3.5%と改善した。国内事業では、段ボール原紙は前年比輸出は増加も国内向けは加工食品向け等が低調に推移し国内・輸出合計で販売量が減少した。段ボールは飲料・青果物関係等が堅調に推移し販売量も増加。家庭用紙はティシュペーパー、トイレットロールとも販売量が増加。紙おむつは子供用がリニューアル品販売好調等により販売は大幅増となり、大人用も増加。海外事業は、東南アジアでの段ボール原紙販売が堅調に推移し、段ボールも飲料・加工食品関連を中心に堅調だった。前期第3四半期に買収した連結子会社化した海外子会社も増収に寄与した。(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)

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