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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3791 IGポート

東証S
4,060円
前日比
-135
-3.22%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
18.1 2.80 1.35 2.77
時価総額 205億円
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<動意株・18日>(大引け)=ヤマックス、ギフトHD、リンクユーなど

 ヤマックス<5285>=続急伸で年初来高値更新。コンクリート2次製品の大手メーカーで、九州を地盤に全国展開を図っている。同社の手掛けるビル外壁材のPCカーテンウォールはクオリティ評価が高く、首都圏では東京都庁や横浜ランドマークタワーなどをはじめ高層建築向けで旺盛な需要を獲得している。ここ株価を激しく動意させているが、PERが10倍前後と依然として割安感が強い。また、住石ホールディングス<1514>の株式買い増しで話題となった建設コンサルティングなどを手掛ける麻生(福岡県飯塚市)が、ヤマックスの上位株主に入っていることもマーケットで注目を浴びる背景となっているようだ。

 ギフトホールディングス<9279>=急伸。前週末15日取引終了後に発表した23年10月期決算は売上高が前の期比35.1%増の229億8200万円、営業利益が同49.7%増の23億5200万円と、従来予想(売上高205億円、営業利益20億5000万円)から上振れして着地。続く24年10月期も増収増益の見通しを示しており、これらが好感され買われている。前期は直営店、プロデュース店ともに積極的な出店を図ったことが寄与したほか、商品価格の見直しも奏功した。今期の売上高は前期比20.1%増の276億円、営業利益が同14.8%増の27億円の見通し。配当は年18円を見込んだ。

 Link-U<4446>=大幅反発。前週末15日の取引終了後、24年7月期第1四半期(8~10月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比7.4%増の8億7200万円、経常利益は同39.7%増の1億1800万円となった。大幅増益となったことに加え、経常利益の通期計画に対する進捗率は約35%と順調で、業績の上振れを期待した買いが入ったようだ。リカーリングサービス事業では、地震予測AIサービス「ゆれしる」やインハウスによる広告運用収益などが伸長。初期開発・保守開発サービスも増収となった。

 IGポート<3791>=急伸し年初来高値更新。この日の寄り前に、子会社ウィットスタジオが、新たにアニメーションシリーズ「THE ONE PIECE」の制作を決定したと発表しており、これを材料視した買いが流入した。「THE ONE PIECE」は、1997年7月22日発売の「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)34号から連載を開始し、全世界での累計発行部数が5億1000万部(22年8月時点)を突破している大人気コミックス「ONE PIECE」(尾田栄一郎著)が原作。現在もテレビアニメ「ONE PIECE」が放送されているが、「THE ONE PIECE」では原作1話の「東の海(イーストブルー)編」から、現代の映像として描き直していく新たなアニメーションシリーズプロジェクトとなる。ストリーミング配信サービス「Netflix」などでの公開を予定しており、公開時期などの詳細は決定次第、公式HPなどで発表するとしている。

 テクノロジーズ<5248>=一時ストップ高。前週末15日の取引終了後、24年1月期第3四半期累計(2~10月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比3.6倍の27億7100万円、経常利益が同2.1倍の2億3800万円となった。直近3カ月間の8~10月期では売上高は同7.2倍、経常利益は同30倍と大幅な増収増益を果たしており、評価されたようだ。第2四半期(5~7月)に、太陽光発電関連事業を手掛けるエコ革を子会社化した。再エネソリューション事業の業績が全体の収益押し上げに寄与した。

 モルフォ<3653>=切り返し急。東京大学発のベンチャーでスマートフォン向け手振れ防止用画像・動画処理ソフトなどを主力としている。業績は前期まで4期連続の営業赤字と苦戦しているものの、トップラインは2期連続で伸びており、成長期待は強い。前週末15日に発表した24年10月期業績見通しは売上高が前期比22%増の29億円、営業損益は2億円の黒字(前期は2億4400万円の赤字)を見込んでおり、5期ぶりの営業黒字化を評価する形で投資資金が流入している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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