ボルテージ---第2四半期営業益9.4倍、純損益は黒字に転じる
ボルテージ<3639>は28日、2016年6月期第2四半期(15年7-12月)決算を発表。売上高が前年同期比8.3%増の56.53億円、営業利益が同9.4倍の2.13億円、経常利益が同3.7倍の2.02億円、四半期純利益が1.00億円(前年同期は0.07億円の赤字)の黒字に転じた。
日本語版恋愛ドラマアプリは、F2Pタイトル「天下統一恋の乱 Love Ballad」「ダウト~嘘つきオトコは誰?~」「王子様のプロポーズ2」等の好調により、前年同期比で増加した。また、中期戦略として注力している北米市場向け英語版恋愛ドラマアプリは、「L10N」が前年同期比で大幅に増加している。一方で、サスペンスアプリは、新規タイトルを投入したものの、初期継続率が想定を下回るなど苦戦した。
16年6月期通期については、売上高が前期比8.5%増の115.00億円、営業利益が同71.2%増の8.00億円、経常利益が同64.8%増の8.00億円、当期純利益が同72.0%増の4.00億円とする期初計画を据え置いている。
《SF》
提供:フィスコ