北日本紡績---2Q売上高2.43億円、主力繊維は自動車部品用途向けが好調
北日本紡績<3409>は4日、2017年3月期第2四半期(16年4-9月)決算を発表。売上高が2.43億円、営業損失が0.02億円、経常利益が0.02億円、四半期純利益が0.03億円だった。連結子会社であったキタボー興産及びリック・コーポレーションが前期より清算手続きを開始したため、当期より非連結決算に移行。そのため前年同期比は開示していない。
繊維事業では、主力商品のアラミド繊維(高機能難燃繊維)、高強力繊維が自動車部品用途向けが好調に推移したほか、開発案件の新規受注などにより予想以上の受注数量となった。その一方、一般衣料紡績糸は、高機能インナー向けが昨年の暖冬の影響を受けて微減となった。環境事業については、国内有数のホテルグループの4箇所の濾過装置改修工事を受注したほか、ファスナー製造トップメーカーの冷却水の水質改善への取り組みを開始している。
17年3月期通期については、売上高が前期比12.5%増の5.30億円、営業利益が同230.5%増の0.15億円、経常利益が0.12億円、当期純利益が同238.7%増の0.12億円とする8月5日に開示した業績予想を据え置いている。
《TN》
提供:フィスコ