貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3195 ジェネレーションパス

東証G
270円
前日比
+1
+0.37%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
1.17 17.50
時価総額 22.4億円
比較される銘柄
ベガコーポ, 
Hamee, 
いつも
決算発表予定日

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ジェネパ Research Memo(8):新たなWebメディア「プレゼントコレクション」を2022年11月にリリース


■トピック

ジェネレーションパス<3195>の子会社であるトリプルダブルが運用しているインテリア系Webメディア「イエコレクション」の記事数・PV数が順調に伸びている。2022年6月に子会社カンナートとともにサイトリニューアルを行い、本格リリースした。「イエコレクション」には暮らしのコラムといった生活のうえで便利に活用できる方法やアイデア、アドバイスなどのコンテンツのほか、アウトドア、スポーツ、エクステリア・工具・DIY、インテリア・家具、生活雑貨、キッチン用品など幅広いカテゴリーがある。また、社内で実際に商品の比較検証を行うなど、ユーザー視点のコンテンツを有する。記事数・PV数の伸長によって「リコメン堂」への誘導につながることで、売上面・利益面で寄与することが見込まれると弊社では考えている。

同年11月にはプレゼント系Webメディア「プレゼントコレクション」を正式リリースした。同サイトは「40歳の記念に贈る誕生日プレゼント15選」「女性から女性へ、喜ばれるおすすめのホワイトデーギフト15選」「欲しいものがない女子中学生へのプレゼント15選 予算についても解説」など、多様なユーザーに向けた記事を配信している。ユーザーは一人ひとりプレゼントを贈るシーンが異なり、無難なプレゼントからコアなプレゼントまで、ニーズにマッチしたプレゼントを提案するコンテンツとなる。幅広い年代やプレゼント用途を捉えていることから、「イエコレクション」に続く有力コンテンツとなることが期待される。

子会社カンナートでは、インフルエンサーマーケティング「ひろマーレ」を運営している。1万人程度のフォロワーがいるマイクロインフルエンサー10名程度に投稿してもらうサービスである。フォロワーが1万人程度と10万人程度のインフルエンサーでは、1万人程度のフォロワー数を持つインフルエンサーの方がフォロワーとの距離が近く訴求力が高いという考えから生まれたサービスである。足元では近年のステルスマーケティング問題などに端を発し引き合いは横ばいと見られるが、ECサイトオープン時に集客サポートが可能となるほか、同サービスに派生してSNSへの投稿代行業務などを依頼されるケースが発生していると言う。

同じくカンナートが手掛ける「ECツクール」は、オンラインショップのデザイン設定・商品マスタ作成・情報登録までを一貫して行っている。ShopifyなどのSaaS系ECを利用したシンプルな料金体系かつ低価格のEC構築支援サービスである。顧客の要望に合わせたプラン・プラットフォームを提案しており、足元ではコロナ禍により豊富にあった低価格帯の案件の引き合いは踊り場に乗った状況である一方で、IT導入補助金を活用した構築の相談頻度は多いほか、サービスをきっかけとした事業規模感の高いECシステムのリプレイスや新規構築の商談が増加傾向となっている。

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)

《NS》

 提供:フィスコ

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