神戸物産---2023年8月度の個別業績を発表

神戸物産<3038>は20日、2023年8月度の個別業績を発表した。

売上高は前年同期比16.7％増の402.85億円、売上総利益は同22.3％増の38.73億円、営業利益は同22.7％増の23.19億円、経常利益は、為替変動のリスクヘッジのため取り組んでいる為替予約に関連して、前年同期は大きく時価評価益などが計上されたのに対し、当月は時価評価損などが計上されたため同28.9％減の21.70億円となった。

8月度の業務スーパーの出店状況については、直轄エリアの新規出店が3店舗(堺市西区、千葉県流山市、福岡県八女市)、地方エリアの新規出店が2店舗(長野県伊那市、香川県仲多度郡まんのう町)あったことから、総店舗数は1,035店舗となり、前年同期比で53店舗増加した。引き続き、テレビ番組やSNSなどの影響が売上高の増加に貢献した。

商品出荷実績については、直轄エリア既存店への商品出荷実績は前年同期比11.9％増、直轄エリア全店への商品出荷実績は同17.1％増、全国全店への商品出荷実績は同17.3％増となり、堅調な推移となった。

商品動向については、引き続き利便性の高い冷凍野菜や飲料をはじめとした夏物商材の出荷増加、お祭りなどのイベント商材の出荷が伸長した。

《AS》

　提供：フィスコ