サントリーＢＦが４日続落、１８年１２月期営業利益予想を下方修正

　サントリー食品インターナショナル<2587>が４日続落している。５日の取引終了後、１８年１２月期の連結業績予想について、営業利益を１２７０億円から１１８０億円（前期比変わらず）へ下方修正したことが嫌気されている。

　売上高は１兆２９３０億円（同４．８％増）、最終利益は８００億円（同２．４％増）の従来予想を据え置いたものの、国内で天災や猛暑に起因する想定外コストが発生したほか、商品構成の悪化やサプライチェーンコストの増加が想定以上となったことなどが要因という。また、海外では、フランスにおける社会的な物流網の混乱によるサプライチェーンコスト増や、スペインにおける市場低迷の影響なども利益を圧迫した。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（１～９月）決算は、売上高９７２０億５８００万円（前年同期比４．５％増）、営業利益９４３億５２００万円（同１．４％増）、最終利益６５８億１５００万円（同１１．５％増）だった。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）