新日科学が反発、16年3月期最終損益24億円の黒字への上方修正を好感
新日本科学<2395>が反発、一時前日比48円高の605円まで買われている。同社は18日の取引終了後、16年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を従来予想の157億3400万円から148億5000万円(前期比16.7%減)へ、営業損益を19億8000万円の赤字から39億円の赤字(前期6億3600万円の赤字)へ、最終損益を1億800万円の黒字から24億円の黒字(同13億8500万円の赤字)へ修正、最終損益での上方修正を好感している。採算性の高い大型試験が来期にずれ込んでいるものの、持ち分法適用会社のWaVe Life Sciences(シンガポール、WaVe社)が11月11日付で米国ナスダック市場に上場、これにより、特別利益として、約43億円(ナスダック上場に伴う持ち分変動利益約38億円含む)を計上することが利益を押し上げている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)