信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

2373 ケア21

東証S
584円
前日比
-15
-2.50%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
52.6 1.48 2.91
時価総額 86.7億円

銘柄ニュース

戻る
 

<動意株・21日>(大引け)=キトー、イメージ情報開発、ラクスなど

 キトー<6409>=3日ぶりに大幅反発。同社は巻上機や大型クレーンなどを手掛けており、安倍政権が国策として推進する国土強靱化で国内の補修・補強市場向けで需要を取り込むことが期待されている。19年3月期営業利益は前の期比37%増益と大幅な伸びを示したが、20年3月期も前期比4.5%増の67億円と増益基調が続く見通し。政治面では今夏に予定されている参院選に合わせ、衆議院選挙も同時に行う「衆参同日選」になるとの思惑が浮上するなか、選挙を意識した政策フォロー(国土強靱化計画の上乗せ)に対する期待も株価に追い風となっている。

 イメージ情報開発<3803>=ストップ高。イメージデータ処理で出発した同社は近年ではM&Aの活用による多角化経営を図っており、グループ企業間の相乗効果と外部人材リソースの活用によるシステム構築受注が拡大している。20日取引終了後に発表した20年3月期連結見通しでは、営業損益は100万円の赤字(前期同期は4700万円の赤字)と急改善し、更に最終損益は3400万円の黒字(同1億5600万円の赤字)と4期ぶりに黒字化する見通しとなった。これを好感した買いが流入しているようだ。

 ラクス<3923>=大幅反発。同社は20日取引終了後に、4月度の月次売上高(速報値)を公表。全社ベースの連結売上高が8億4400万円(前年同月比29.9%増)となったことが買い安心感につながっているようだ。主力のクラウド事業が前年同月比30.1%増と好調だったほか、IT人材事業が同29.1%増となったことが寄与した。なお、交通費・経費精算システム「楽楽精算」の売上高は同54.1%増となっている。

 杉本商事<9932>=急反発し年初来高値更新。同社は20日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表しており、これが好材料視されている。今回発表の自社株買いでは、上限を50万株(発行済み株数の4.52%)、または12億5000万円としており、取得期間は5月21日から来年3月25日まで。株主還元の拡充および資本効率の向上を図るとともに、今後の経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行および財務戦略を可能とすることを目的としている。

 ケア21<2373>=ストップ高。同社は20日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(18年11月~19年4月)連結業績について、営業利益が1億円から3億円(前年同期1億2300万円の赤字)へ、最終利益が6000万円から2億円(同7200万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。売上高は150億円(前年同期比11.5%増)の計画通りとなったものの、施設の出店数を含め予想を超える投資を行った前年同期の反省から、より高い効果が見込める施策へのシフトで投資効率の改善を進めたことが寄与した。また、前年同期に出店した施設の稼働率の改善を図ったほか総コストの縮減に努めたことも利益を押し上げた。

 多摩川ホールディングス<6838>=ストップ高。同社は計測器や回路素子の開発製造などを手掛ける。同社が20日取引終了後に発表した19年3月期決算は、携帯電話関連や公共関連分野の受注拡大と業務効率化への取り組みなどが功を奏し、本業のもうけを示す営業利益が前の期比2.9倍の1億5300万円と回復色を強めた。また、20年3月期は前期比3.4倍の5億2400万円と更に急拡大を見込んでおり、これを評価する形で投資資金が流入している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

株探からのお知らせ

    日経平均