貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2315 CAICAD

東証S
56円
前日比
+1
+1.82%
PTS
55.4円
15:24 05/09
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
56.0 3.75 6.71
時価総額 76.5億円
比較される銘柄
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イルグルム, 
IXナレッジ
決算発表予定日

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CAICAD Research Memo(6):Web事業へ参入する法人向けサービスの提供開始などで大きな前進


■主な活動実績

1. 法人向けサービス「CAICA Web3 For Biz」の提供開始
2023年3月8日付けで、Web3事業へ参入する法人向けサービス「CAICA Web3 For Biz」の提供を開始した。ブロックチェーンの最先端技術と暗号資産交換所を運営することで得た知見と経験を生かしたWeb3ビジネス創出のサポート、NFT・トークンの販売、Web3 SaaS事業、暗号資産を活用した決済代行事業、IEOの検討※など、CAICA DIGITAL<2315>の提供するラインナップの中から、Web3ビジネスの創出にあたり顧客が必要とするものを組み合わせて提案するマッチングサービスとなっている。ブロックチェーンゲームや暗号資産決済のみならず、エンタメ、メタバース、メディア、小売りなど様々な領域でWeb3の活用が期待されており、Web3事業へ参入する企業からの相談件数が増えていることがサービス開始の背景にあるようだ。

※各事業(サービス)の詳細については後述。


2. 凸版印刷とのWeb3領域における連携開始
2023年5月9日には、NFT事業のトータル支援を行う凸版印刷と、Web3領域におけるNFT活用の連携開始を公表した。凸版印刷は、同社グループが運営する「Zaif INO」の認定代理店として、法人向け新規出品者の開拓から出品NFTのPRまでをワンストップでサポートする役割を担う。凸版印刷は、NFTを活用したコミュニティ形成、マーケティング活用を検討する企業・法人の参入支援を通じてWeb3の社会実装に貢献するとともに、Web3時代のマーケティング手法の開発やサービス提供を推進する方向性を打ち出しており、「Zaif INO」の活用をはじめ、ブロックチェーン技術や知見を有する同社との連携には大きなメリットがあると考えたようだ。また、同社にとっても、凸版印刷が持つ営業力や法人顧客とのパイプは事業拡大に向けて大きな武器になる。今回を第一弾として、さらに連携を深めていく方針である。

3. その他Web3事業を巡る動き
2022年10月に事業を開始し、11月に「Zaif INO」を立ち上げて以来、累計10回のNFT販売を実施したほか、様々な方面でWeb3企業との業務提携を締結しており、今後の事業拡大に向けた基盤づくりを着々と進めている。また、「Zaif」についても、新たに取り扱う暗号資産として、トロン(TRX)、ポリゴン/マティック(MATIC)、ゲンソキシメタバース(MV)、ロンドコイン(ROND)、ディープコイン(DEP)を開始したが、すべてGameFi領域に関連しており、Web3で差別化を図る戦略が鮮明となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

《SI》

 提供:フィスコ

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