CSSホールディングス---ホテル・レストランの新規開拓が進む
CSSホールディングス<2304>は料飲ビジネスと空間プロデュースの2領域で事業展開。中核の料飲ビジネスは食器洗浄を中心に器材・設備のメンテナンスなどをホテル・レストラン向けに提供している。空間プロデュースはBGMを中心とするソフト提供ビジネスと、監視カメラなどのセキュリティシステムを中心とするハード提供ビジネス、業務用音響機器の輸入・卸売・販売、ヨーロッパ・アジアの大手音楽サービス会社Mood Media Groupとの提携による音楽ソースの日本国内向けリリースなどをてがけている。
2015年9月期は売上高で前期比31.8%増の165.56億円、経常利益で同16.9%増の2.46億円が見込まれている。第3四半期累計の決算は、売上高で前年同期比39.8%増の129.77億円、経常利益で同77.0%増の2.66億円と堅調。ホテル・レストランにおける食器洗浄業務を中心としたスチュワード管理、従業員食堂を中心にレストラン運営などフードサービスに係る総合給食事業、大型スピーカーやアンプ等のプロフェッショナル向け音響機器の輸入および販売事業を中心に伸張した。
今後は、更なるM&Aを推進、既存事業の継続的な拡大により中期経営計画の最終年度である2017年9月期には、連結売上高200 億、連結営業利益4億の達成を目指す。
《SF》
提供:フィスコ