プリマハムが18年7ヵ月ぶりに400円台を回復、今期経常初の100億円乗せ期待の買い続く
プリマハム<2281>が3連騰し、1996年10月以来18年7ヵ月ぶりに400円台を回復。前日、11日後場(14:00)に発表した前2015年3月期連結経常利益は前の期比16.8%減の77.3億円と2ケタ減益となったものの、今16年3月期の経常利益予想を前期比29.3%増の100億円と初の100億円台乗せ見通しを示したことを改めて見直す買いが広がったもよう。2期ぶりの過去最高益更新見通しであり、5期連続増収となる。これまで投資家は、同社の次期業績予想の控えめ過ぎる開示姿勢に長く泣かされ続けてきたが、唐突!と思える開示姿勢の方向転換がサプライズとなったようだ。
同社連結経常利益は15年3月期に92.98億円と伸ばしたものの、初の100億円台乗せが期待された前16年3月期は一転失速。もっとも、日本経済新聞では月初に、「16年3月期の連結経常利益は100億円前後と前期推定から3割ほど増え、2期ぶりに最高益を更新する見通しだ」と報じており動意していた。前期の利益押し下げ要因となったコンビニ向け総菜子会社の業績改善に加え、ハム・ソーセージ事業が伸びた。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)
同社連結経常利益は15年3月期に92.98億円と伸ばしたものの、初の100億円台乗せが期待された前16年3月期は一転失速。もっとも、日本経済新聞では月初に、「16年3月期の連結経常利益は100億円前後と前期推定から3割ほど増え、2期ぶりに最高益を更新する見通しだ」と報じており動意していた。前期の利益押し下げ要因となったコンビニ向け総菜子会社の業績改善に加え、ハム・ソーセージ事業が伸びた。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)