サニーサイドアップ、今期最終は黒字浮上、前期配当減配も今期増配

いたしました。そして、営業外収益として、為替差益が101 百万円発生し対計画で12 百万円上振れたこと、及び、リスクヘッジを目的に外部の投資家から資金調達をするために組成していたbills韓国店舗の匿名組合に関して、bills韓国店舗における損失発生により、会計上、匿名組合損益分配額として38 百万円を計上したことを主要因として、経常利益において業績予想値と実績値との差異が発生いたしました。■当期純利益既述の、経常利益においては上方修正となりましたが、bills ハワイ店舗における減損損失313 百万円の発生に伴い、当期純利益において業績予想値と実績値との差異が発生いたしました。２. 特別損失について■計上額bills 海外事業におけるハワイ店舗に係る固定資産の一部、及び、当連結会計年度末におけるのれん未償却残高を、減損損失として313百万円計上しました。■減損損失発生の要因当社は、中長期的な成長を実現すべく、基幹事業であるマーケティング・コミュニケーション事業で培った強みを生かしたグローバル展開、新規事業開発を進めております。その挑戦の一つとして、国内で安定的な収益を獲得しているbills 店舗を海外で水平展開すべく、2014 年3 月にハワイ店舗をオープンしました。開業以来、継続的なPR 活動の成果として、今春にはアメリカ最大手のレストラン予約サイト「Open Table」主宰の「全米トップ100 のブランチレストラン」へのハワイ州唯一の選出が認知度向上に寄与するなどし、前年同月比で収益は成長しております。しかしながら、店舗開業前において発生したハワイの地域特性に起因する内装工事の大幅な遅れによる機会損失、及び、建築コストの増加によって投資回収計画の達成には至らず、これらの事業環境及び業績等を勘案して回収可能額を評価した結果、減損損失として313 百万円を計上いたします。今後、ハワイ店舗に関しては、引き続き現地ニーズを捉えた施策の充実及びPR 活動を積極化するとともに、外的環境としては近隣に500 室以上を収容する大型宿泊施設が来春開業するなど周辺エリアの活性化による集客促進が期待でき、すでにキャッシュフローベースで黒字転換の見込がついております。bills 事業全体といたしましては、順調に収益を伸ばしている国内店舗は安定継続的に出店を続けてグループの収益基盤を確率し、海外展開においても、これまで得られたノウハウを基に事業再構築を通じて早期の収益回復、さらには、国内に比肩する利益を生み出す店舗づくりを目指します。以上（本件に関するお問合せ先）株式会社サニーサイドアップ グループ管理本部 経営企画部 IR グループ TEL 03-6894-3233