UTが続急伸、今期の総還元性向見通し82%を好感
UTグループ<2146>が続急伸した。27日の取引終了後、23年3月期の株主還元方法について開示した。総還元性向が82%に上る見通しとなったことを好感した買いが入ったようだ。
同社は総還元性向30%を基準として、配当金や自己株式取得を通じた利益還元を実施する方針を定めていた。今期は業績連動型新株予約権の行使条件を満たす可能性があることに伴う株式報酬費用の影響を除いたベースで、過去最高益を大幅に更新する見込みとなった。ただEPS(1株利益)の成長率を踏まえると株価は極めて割安な水準にあるとし、株主還元は自己株式取得が妥当と判断した。
未定としていた年間配当予想は無配(前期は24円)とする半面、同社は株式報酬費用の影響を除いたベースの純利益の30%に相当する取得規模の自己株取得を実施する。同費用を加味した公表済みの今期純利益予想で計算すると、総還元性向は約82%になるという。
出所:MINKABU PRESS
同社は総還元性向30%を基準として、配当金や自己株式取得を通じた利益還元を実施する方針を定めていた。今期は業績連動型新株予約権の行使条件を満たす可能性があることに伴う株式報酬費用の影響を除いたベースで、過去最高益を大幅に更新する見込みとなった。ただEPS(1株利益)の成長率を踏まえると株価は極めて割安な水準にあるとし、株主還元は自己株式取得が妥当と判断した。
未定としていた年間配当予想は無配(前期は24円)とする半面、同社は株式報酬費用の影響を除いたベースの純利益の30%に相当する取得規模の自己株取得を実施する。同費用を加味した公表済みの今期純利益予想で計算すると、総還元性向は約82%になるという。
出所:MINKABU PRESS