貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2138 クルーズ

東証S
763円
前日比
-9
-1.17%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
7.3 0.70 8.39
時価総額 98.9億円
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決算発表予定日

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<動意株・4日>(大引け)=フィールズ、アララ、伊藤忠など

 円谷フィールズホールディングス<2767>=上昇加速で年初来高値更新。SBI証券が3日付で投資判断「買い」、目標株価2400円で新規にカバレッジを開始しており、これが好材料視されているようだ。同証券では、パチンコ・パチスロ事業の回復に加え、子会社円谷プロダクションの収益が拡大傾向にある点に注目。国内で公開された劇場映画「シン・ウルトラマン」が老若男女問わず幅広いファンを獲得しているうえ、海外でも18年の米国訴訟の勝訴判決を契機に市場進出のチャンスが到来しており、特に中国市場向けに収益は拡大傾向にあるという。同証券では、今後の「ウルトラマンIP戦略」に大いに期待しているとしており、23年3月期の営業利益予想を53億2400万円(会社予想40億円)と予想。また、24年3月期は営業利益74億円と予想している。

 アララ<4015>=続伸。一時19%高の459円まで上昇した。この日、子会社バリューデザインのクラウド型独自Pay発行サービス「Value Card」と、TOUCH TO GO(TTG、東京都港区)が提供する無人決済システムが連携したと発表しており、これが材料視されているようだ。この連携により、店舗の無人化や省人化を図りつつ、独自Payによる再来店の促進やロイヤルカスタマーの育成が可能になるという。

 伊藤忠商事<8001>=マド開け急伸。きょう寄り付き前、23年3月期の最終利益予想を、従来予想の7000億円から8000億円(前期比2.5%減)へ上方修正したことが好感されている。引き続き基礎収益が順調に積み上がっている状況を踏まえたという。また、65円としていた期末配当予想を75円にするとしており、これも好材料視されている。年間配当は140円となり、前期実績に対しては30円の増配になる予定だ。同時に上限を1100万株(発行済み株数の0.7%)、または350億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は22年10月4日から23年1月31日までで、機動的な資本政策の遂行を図るためとしている。

 クスリのアオキホールディングス<3549>=ストップ高。同社は3日取引終了後、23年5月期第1四半期(5月21日~8月20日)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比35.2%増の44億7600万円となり、上半期計画75億8100万円に対する進捗率が59.0%となったことが好感されているようだ。売上高は同13.8%増の917億6600万円で着地。ドラッグストア及びドラッグストア併設調剤薬局の新規出店効果などが寄与した。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。また、9月度の既存店売上高が前年同月比2.8%増となったことや、子会社のクスリのアオキが三崎ストアー(石川県金沢市)からスーパーマーケット事業を譲り受けることもあわせて発表している。

 クルーズ<2138>=急反発。同社はソーシャルゲーム開発を祖業とするが、現在は低価格のブランド衣料品を扱うeコマース事業を主力展開している。100%子会社のCROOZ Blockchain Labが、フィジタルファッションメタバース「SWAGGA」を運営するBlocverse DAOと戦略的パートナーシップを締結するなどWeb3分野の開拓に傾注している。そうしたなか、3日取引終了後、CROOZ Blockchain Labが参画する「PROJECT XENO」のトークン(GXE)が暗号資産取引所「LBANK」に上場決定したことを発表、これを手掛かり材料に投資資金が集中した。

 千葉興業銀行<8337>=大幅続伸で年初来高値に急接近。午前9時ごろ、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、最終利益が26億円から46億円(前年同期比15.0%増)へ上振れ、減益予想から一転して増益となったようだと発表したことが好感されている。銀行単体の償却債権取立益が予想を上回ったことに加えて、実質与信関係費用が想定を下回ったことが要因としている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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