三菱UFJモルガン・スタンレー証券の建設セクターのリポートでは、ゼネコン各社の16年3月期営業利益は会社計画を上回り、17年3月期は減益ガイダンスになる公算が大きいと指摘。それでも、ゼネコンは期初ガイダンスを保守的に公表するケースが多いことから、減益ガイダンスを過度にネガティブに捉える必要はないと考え、17年3月期減益ガイダンスは、ある程度株価に織り込まれたと解説。
大手ゼネコンのバリュエーションは歴史的低位と位置付け、特に清水建設<
1803>、鹿島建設<
1812>、長谷工コーポレーション<
1808>に関しては「過去最低のPER水準」と評価している。
《MK》
株探ニュース