貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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1801 大成建設

東証P
5,826円
前日比
+59
+1.02%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
26.7 1.26 2.23 1.04
時価総額 1766億円
比較される銘柄
大林組, 
鹿島, 
清水建
決算発表予定日

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<動意株・22日>(大引け)=日立造、シンバイオ、ユーザーロカなど

 日立造船<7004>=続伸し昨年来高値更新。この日、大成建設<1801>と共同で、シールドマシンの機械式ビット交換工法「THESEUS工法」を開発したと発表しており、これが材料視されている。同工法は、シールドマシンの口径に関係なく、マシン内部から可動式マンホールとスライド式交換装置を用いてビット交換を可能とするもので、ビット交換用の立坑を新たに構築する必要がなくなるため、周辺環境への影響を軽減した施工を実現でき、また何度でも効率よく安全にビット交換が可能なことが特徴。両社は今後、同工法を長距離シールド工事に導入し、ビット交換作業の効率化により生産性向上を図るとしている。

 シンバイオ製薬<4582>=大幅高。この日の寄り前、再発または難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(再発または難治性DLBCL)を対象とした抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」(一般名ベンダムスチン塩酸塩)の第3相臨床試験の試験結果を発表。有効性評価結果(38症例)のうち、奏効率76.3%、完全寛解率47.4%、全生存期間の中央値29.2カ月と有効性を示す結果になったとしている。

 ユーザーローカル<3984>=値を飛ばす。ここにきて、半導体関連人気がソフト分野にも波及しはじめ、株価的に休養十分となっていた人工知能(AI)関連銘柄がリターンリバーサル狙いの買いで相次いで人気化している。そのなか、同社はビッグデータ解析やAIを活用した業務支援サービスを提供し、その成長性の高さに着目した買いを集めている。21年6月期は売上高・利益ともに2ケタ成長が見込まれている。前週後半に目先筋の利益確定売りで急な調整を入れたが、下値は25日移動平均線がサポートラインとして意識されており、きょうはそこを足場にリバウンドを見込んだ投資資金が流入した。

 Orchestra Holdings<6533>=大幅続伸。前週末19日の取引終了後、連結子会社Sharing Innovationsの東証マザーズ市場への新規上場が承認されたと発表しており、これが好材料視されている。上場予定日は3月24日で、上場に伴いオーケストラは所有株数366万株のうち98万5000株の売り出しを行い、上場後の所有割合は72.10%になる予定。なお、業績に与える影響は精査中としている。

 イソライト工業<5358>=急伸。昨年1月7日につけた昨年来高値672円も視界に入ってきた。ここ主力株を中心に半導体関連株が物色人気化するなか、同社株は同関連の出遅れ株として頭角を現している。セラミックファイバーのトップメーカーだが、同商品は半導体用工業炉向けで高水準の需要があり、ここ最近の半導体需給の逼迫で同社の商機も高まっている。高配当利回りにしてPERは10倍弱と割安感が強い。22年3月期業績の急回復が見込まれるなか、水準訂正期待が膨らんでいる。

 フィードフォース<7068>=ストップ高。情報サイトの掲載広告を更新する「データフィード」の運用などを主力にデジタルマーケティング事業を展開、SaaS事業にも傾注しデジタルトランスフォーメーション(DX)関連の高成長株として注目度が高い。前週末19日取引終了後、21年5月期通期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の6億4400万円から8億3900万円(前期比2倍)と従来の最高益予想に大幅に上乗せされた。コロナ禍にあってネット広告需要が高まっており売り上げを伸ばしたほか、リモート勤務常態化に伴う合理化効果も寄与している。株価は前週に調整を入れていたことで値ごろ感も生じており、好業績を手掛かり材料に投資資金を一気に呼び込む形となった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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