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ダウ平均は反発 FOMCの結果発表待ち=米国株前半

NY株式1日(NY時間12:26)(日本時間01:26)
ダウ平均   37938.37(+122.45 +0.32%)
ナスダック   15608.05(-49.77 -0.32%)
CME日経平均先物 38070(大証終比:-140 -0.37%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。本日から5月相場が始まったが、全体的には軟調な雰囲気となっており、ナスダックは下落。4月は粘り強いインフレ指標からFRBの利下げ期待が後退し、米株式市場は半年ぶりに月足陰線で終えている。今月に反転できるか注目される。

 本日の注目は午後のFOMCの結果発表になる。今回は金利据え置きが確実視され、声明やパウエル議長の会見が注目される。第1四半期のインフレ指標が依然粘着性を示したことから、FRBはタカ派な雰囲気を強調するものと考えられている。年内の利下げ観測は否定しないものの「インフレ低下を確信させるデータが必要」との認識をさらに強調する可能性がありそうだ。市場は年内1回か2回まで利下げ期待を低下させているが、それを正当化する内容になると見られている。

 取引開始前までに発表になっている決算が冴えない内容が見受けられていることも本日の米株式市場の雰囲気を圧迫しそうだ。ただ、FOMCまでは結果待ちの雰囲気も予想される。

 アマゾン<AMZN>が上昇。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、クラウド部門の売上高が過去1年で最も好調な伸びを記録したことが好感されている。アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の売上高は250億ドルと前年比17%増加し、予想も上回った。

 AMD<AMD>が下落。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、第2四半期の売上高見通しがやや物足りない内容だったことが重石となっている。ゲーム用半導体の需要が伸び悩んだ。

 サーバーのスーパー・マイクロ・コンピューター<SMCI>が大幅安。前日引け後に1-3月期決算(第3四半期)を発表し、良好な内容ではあったが、今年の同社株は200%超上昇しており、高い投資家の期待には不十分だったようだ。

 ドラックストアや医療保険管理などを手掛ける総合ヘルスケア大手のCVSヘルス<CVS>が時間外で大幅安。メディケア保険事業の持続的な圧力を理由に通期見通しを下方修正した。

 ワイヤレス半導体のスカイワークス・ソリューションズ<SWKS>が決算を受け大幅安。第3四半期のガイダンスで予想を下回る見通しを示した。同社はモバイル事業が弱い需要に圧迫されていることに加え、最大顧客であるアップル<AAPL>のシェアが低下する見込みであることを指摘した。

 引け後の決算ではクアルコム<QCOM>、イーベイ<EBAY>が予定されている。

スーパー・マイクロ<SMCI> 731.36(-127.44 -14.84%)
スターバックス<SBUX> 73.55(-14.94 -16.88%)
ピンタレスト<PINS> 40.50(+7.05 +21.08%)
CVSヘルス<CVS> 56.29(-11.42 -16.87%)
スカイワークス<SWKS> 90.05(-16.54 -15.52%)

アップル<AAPL> 171.39(+1.06 +0.62%)
マイクロソフト<MSFT> 393.40(+4.07 +1.05%)
アマゾン<AMZN> 177.35(+2.35 +1.34%)
アルファベットC<GOOG> 167.50(+2.86 +1.74%)
テスラ<TSLA> 181.37(-1.91 -1.04%)
メタ<META> 436.15(+5.98 +1.39%)
AMD<AMD> 143.41(-14.97 -9.45%)
エヌビディア<NVDA> 822.00(-42.02 -4.86%)
イーライリリー<LLY> 776.99(-4.11 -0.53%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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