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ダウ平均は横ばい IT・ハイテク株は売りが強まる=米国株序盤

NY株式17日(NY時間11:24)(日本時間01:24)
ダウ平均   37345.20(-15.92 -0.04%)
ナスダック   14819.60(-124.75 -0.83%)
CME日経平均先物 35435(大証終比:-55 -0.16%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は横ばい。取引開始直後は下げて始まったものの、売りが一巡すると前日付近まで下げ渋っている。ただ、本日はIT・ハイテク株の売りが強まっており、ナスダックはマイナス圏での推移が続いている状況。取引開始前に発表になった米小売売上高が予想を上回る内容だったことで米国債利回りが上昇していることも、IT・ハイテク株を圧迫しているようだ。

 ここに来て市場ではFRBの早期利下げ期待が後退しており、米10年債利回りが4%を再び上回る中で、米株式市場は利益確定売りが優勢となっている。ただ、短期金融市場ではいまのところ、FRBの3月利下げの確率を約65%で織り込んでおり、まだ完全に利下げの可能性を排除したわけではない。

 今後、10-12月期決算が本格化し、それは今年の相場設定を左右する次の大きな試金石となる可能性がある。「今回の決算は業績の後退は終わったといった派手な見出しには欠けるかもしれないが、24年に向けての方向性を示し、重要性は増している。2023年はバリュエーションの改善によって株価は大幅高を遂げた年だったが、今年は収益が大きな役割を果たすことになるだろう」といった声も市場からは聞かれる。

 本日は午後に米地区連銀報告(ベージュブック)とウィリアムズNY連銀総裁の発言が予定。引け後にアルコア<AA>が決算を発表する。

 モルガン・スタンレー<MS>が続落。前日は決算を受けて株価は下落していたが、きょうはアナリストの投資判断の引き下げが伝わっていた。

 スピリット航空<SAVE>が大幅続落。前日はボストン連邦地裁が反トラスト法に抵触する恐れがあるとして、ジェットブルー<JBLU>による同社の買収を阻止する判決を下したことで売りが強まった。本日もその流れが続いている。両社は、判決を不服として高裁に上訴することも、合意を撤回することもできるが、合併合意の期限が6カ月後に切れることを考えると上訴の可能性は低いと見られている。

*米小売売上高(12月)22:30
結果 0.6%
予想 0.4% 前回 0.3%(前月比)
結果 0.4%
予想 0.2% 前回 0.2%(コア・前月比)

モルガン・スタンレー<MS> 84.24(-1.74 -2.02%)
スピリット航空<SAVE> 6.18(-1.74 -21.97%)

アップル<AAPL> 181.94(-1.69 -0.92%)
マイクロソフト<MSFT> 389.32(-0.95 -0.24%)
アマゾン<AMZN> 151.84(-1.32 -0.86%)
アルファベットC<GOOG> 142.46(-1.62 -1.12%)
テスラ<TSLA> 213.18(-6.73 -3.06%)
メタ・プラットフォームズ<META> 366.14(-1.32 -0.36%)
AMD<AMD> 157.97(-0.77 -0.49%)
エヌビディア<NVDA> 559.20(-4.63 -0.82%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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