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ダウ平均は軟調な一方、ナスダックはプラス圏での推移=米国株前半

NY株式22日(NY時間12:55)
ダウ平均   33303.34(-123.29 -0.37%)
ナスダック   12711.08(+53.18 +0.42%)
CME日経平均先物 31260(大証終比:+230 +0.74%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は軟調な一方、ナスダックはプラス圏での推移となっている。バイデン大統領がG7広島サミットから帰国し、本日はマッカーシー下院議長との会談が現地時間の夕方に予定されている。本日はその動向を横目に見ながらの取引となっている。ただ、債務不履行(デフォルト)は回避されるとの楽観的な見方が広がる中でIT・ハイテク株中心に米株式市場は底堅い推移が続いている状況。

 ダウ平均については、ナイキ<NKE>とP&G<PG>の下げが圧迫。ナイキはアナリストが投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価を従来の120ドルから95ドルに引き下げたことが嫌気されている。少なくとも2024年度前半まで米事業が厳しい状況が続くと見ているようだ。

 デフォルトの可能性や頑固なインフレに直面しても、米株式市場はIT・ハイテク株を中心に上昇を続けている。そのような中、米大手銀からS&P500の年末目標を従来の4000から4300に上方修正する動きも出ている。企業が効率化に注力することで利益はより安定し、株価は割高ではないと指摘。

 先週金曜日のパウエルFRB議長の発言で、市場では6月FOMCでの利上げ停止をほぼ確実視しているが、一部のFOMC委員からは6月利上げの可能性を示唆する発言も出ている。ただ、年内利下げ期待が高まっている気配はない。今週はFOMC議事録の発表が予定されており注目されそうだ。なお、FOMC委員の中でもタカ派の急先鋒となっているブラード・セントルイス連銀総裁の発言が伝わり、「今年あと2回の利上げを予想している」と述べていた。

 決算シーズンは終わりつつあるが、今週は注目すべき発表がいくつかある。ロウズ<LOW>やコールズ<KSS>、コストコ<COST>といった小売り大手のほか、24日にはエヌビディア<NVDA>が発表を予定。

ナイキ<NKE> 111.63(-3.13 -2.73%)

アップル<AAPL> 174.11(-1.06 -0.60%)
マイクロソフト<MSFT> 320.32(+1.98 +0.62%)
アマゾン<AMZN> 115.00(-1.25 -1.08%)
アルファベットC<GOOG> 126.17(+2.92 +2.37%)
テスラ<TSLA> 185.43(+5.29 +2.93%)
メタ・プラットフォームズ<META> 250.30(+4.66 +1.90%)
AMD<AMD> 107.44(+1.62 +1.53%)
エヌビディア<NVDA> 312.10(-0.54 -0.17%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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