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投資家は先週、1カ月ぶりに米国株を買い越し ヘッジファンドによる購入が活発に=米国株

 米大手銀の顧客データによると、投資家は先週、1カ月ぶりに米国株を買い越したが、ヘッジファンドによる購入が機関投資家と個人投資家の両方による継続的な売りを吸収したとしている。5日間で23億ドルの資金が米国株に流入したという。

 ヘッジファンドは2週連続で株式を買い集めたほか、顧客企業の自社株買いが急増したことも、資産クラス全体の取得に貢献した。インサイダーによる株式購入は10月以来の高水準に加速。この動きは、米国株式市場が停滞する中で多くの投資家がIT・ハイテク企業の決算や来週のFOMCを控えて傍観している中で発生したものだという。

 IT・ハイテク関連株が買いを集め、過去3カ月で最大の資金流入を記録した。このセクターへの資金流入は年初からのポジショニングを支配してきたトレンドの継続と言える。その他では、米大手銀の堅調な業績や、中小の米地銀の決算が予想を上回ったことを受けて、金融株に4週間ぶりの資金流入があった。一方、消費者関連株と産業株は資金引き揚げの中心となったとしている。

 ロングのみのファンドは工業製品以外のすべてのセクターで景気循環的なポジションを解消したという。また、先週は上場投資信託(ETF)を売却する一方で、単一銘柄を購入したことも指摘。年初来の累積フローは単一銘柄への流入とETFからの流出の間に記録的な開きがあることを示しているという。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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