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アジア株は下落、中国でコロナ感染再拡大か? SNSで陽性報告相次ぐ 中国の景気回復に水差す恐れ 

アジア株は下落、中国でコロナ感染再拡大か? SNSで陽性報告相次ぐ 中国の景気回復に水差す恐れ 

東京時間14:05現在
香港ハンセン指数   19605.98(-353.96 -1.77%)
中国上海総合指数  3258.09(-17.20 -0.54%)
台湾加権指数     15372.63(-254.24 -1.63%)
韓国総合株価指数  2485.10(-38.40 -1.52%)
豪ASX200指数    7321.99(休場)
インドSENSEX30種  60101.92(+45.82 +0.08%)

アジア株は総じて下落。香港株は大幅続落、中国株も続落している。

中国で再びコロナ感染者が増加している可能性があるとの報道が伝わっている。中国SNS「ウェイボー(Weibo)」で再びコロナ陽性になったとの投稿が相次いでおり、感染再拡大に対する警戒感が広がっている。ウェイボーでは24日、検索ランキングでコロナに関する話題が一時トップになったもよう。中国は今週末からメーデーで5連休となるため、連休中の感染拡大を不安視する声が上がっている。ただ、中国紙は感染が爆発的に広まる可能性は低いと報じている。ゼロコロナ政策撤廃後は大規模なコロナ検査を行っていないため実態は把握できていない。感染が再び拡大すれば経済活動が停止する恐れがあることから、中国の景気回復に対する楽観的な見方が後退している。

そのほか、台湾情勢やロシアを巡り中国と西側諸国の関係が悪化していることも懸念されている。

香港株は大幅続落、4週間ぶり安値をつけている。美団やJDドットコム、バイドゥ、ネットイースなどハイテク関連の下げが目立つ。サンズチャイナやギャラクシーエンターテイメントなどカジノ関連も下落。不動産や銀行も下落している。

上海株は約3週間ぶり安値をつけている。消費者サービスやハイテク、不動産、素材、資本財関連が下落している。今週末は中国4月の製造業PMIおよび非製造業PMIが発表される予定となっており、メーデー連休前に徐々に警戒するムードが広がることが予想される。

韓国株は約2週間ぶり安値。台湾情勢を巡り中国との関係が悪化しており、旅行や航空、化粧品、カジノなどインバウンド関連が下落している。一方、映画館運営のショー・ボックスやテレビ制作会社のスタジオ・サンタクロース・エンターテインメントなど、エンターテイメント関連は総じて上昇。米ネットフリックスが今後4年間で韓国のテレビ、映画、リアリティ番組の制作に25億ドルを投資するとの報道が材料視されている。2021年にネットフリックスで公開された「イカゲーム」は世界的に大ヒットした。

出所:MINKABU PRESS

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