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ダウ平均は小反落 IT・ハイテク株中心に戻り売り=米国株前半

NY株式24日(NY時間12:22)
ダウ平均   33763.69(-45.27 -0.13%)
ナスダック   11980.51(-91.95 -0.76%)
CME日経平均先物 28665(大証終比:+75 +0.26%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は小反落。序盤は上昇して始まったものの、次第にIT・ハイテク株中心に戻り売りに押され、ダウ平均も下げに転じている。一方、ナスダックは下落。今週は大手のIT・ハイテク株の決算を控える中、米株式市場は様子見の雰囲気を強めている。今週はアルファベット<GOOG>やマイクロソフト<MSFT>、アマゾン<AMZN>、メタ<META>の決算が発表予定。

 決算シーズンが本格化する中、先週末までに決算を発表したS&P500企業のうち、約76%が予想を上回る純利益を計上した。しかし、第1四半期の利益は全体で5.2%の減益が見込まれている。

 市場からは「今回のIT・ハイテク企業の決算について、多くは昨年が最悪だったことを認識させる機会として捉えている。そのため、ポジティブ・サプライズが数多くで出ても驚かないだろう」といった声も出ている。

 FRBについては来週のFOMCでの0.25%ポイントの利上げをほぼ確実視しているものの、一部で出ている6月利上げについては、まだ未知数といったところ。先週の土曜日から、FOMC委員がFOMCが終了するまで発言を控えるブラックアウト期間に入っており、手掛かり材料は経済指標のみになるが、今週は第1四半期のGDP速報や、週末にはPCEデフレータの発表がある。

 「率直に言ってデータはまちまちであると予想。そして、それは不確実性と継続的なボラティリティを引き起こし続けるだろうと考えている」との指摘も出ている。

 テスラ<TSLA>が反落しており、ナスダック指数を圧迫。取引開始前に、年間の設備投資の見通しを再度引き上げ、少なくとも70億ドルとしたと伝わった。米証券取引委員会(SEC)への届け出で明らかとなった。2023年の設備投資額は70億-90億ドルを見込む。1月時点の年間見通しは60億-80億ドルだった。値下げで利益率低下が警戒される中で、設備投資の見通しの上方修正はネガティブに映っているようだ。

 コカ・コーラ<KO>が取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表。1株利益、売上高とも予想を上回り、既存事業売上高の伸びも予想を上回っている。消費者が値上げを吸収したことが示されている。ただ、株価は横ばいでの推移。

コカ・コーラ<KO> 64.08(+0.03 +0.05%)

アップル<AAPL> 164.29(-0.73 -0.44%)
マイクロソフト<MSFT> 280.05(-5.71 -2.00%)
アマゾン<AMZN> 105.78(-1.18 -1.10%)
アルファベットC<GOOG> 106.26(+0.35 +0.33%)
テスラ<TSLA> 160.13(-4.96 -3.00%)
メタ・プラットフォームズ<META> 211.35(-1.54 -0.72%)
AMD<AMD> 86.57(-1.86 -2.10%)
エヌビディア<NVDA> 267.84(-3.35 -1.24%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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