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ダウ平均は急反落 改めてタカ派なFRBとリセッションを警戒=米国株序盤

NY株式29日(NY時間10:53)
ダウ平均   29196.06(-487.68 -1.64%)
ナスダック   10720.36(-331.28 -3.00%)
CME日経平均先物 26090(大証終比:-250 -0.96%)

 きょうのNY株式市場は売りが強まっており、ダウ平均は急反落している。下げ幅は一時600ドルを超えた。前日は値ごろ感からの買い戻しも見られ、急反発していたものの、買戻しの動きは続いていない。ダウ平均は27日に付けた安値2万8958ドルを再び試しそうな気配も出ている。

 前日は英トラス政権の経済対策に端を発した、英国債の信用問題に注目が集まっていたが、英中銀の英国債市場への介入でひとまず事態は鎮静化している。英中銀はきょうも14億ポンドの英国債を購入していたようだ。

 市場は改めてタカ派なFRBとリセッション(景気後退)を警戒している。米大手銀からは、「米株式市場は景況感に関する極めて明白なシグナルを発しており、景気後退が目前に迫っていることが示されている。米国の景気後退入りの確率は92%を示唆しているという。8月時点では51%だった。

 取引開始前に米新規失業保険申請件数が公表されていたが、再び20万件を割り込み、力強い労働市場を示した。株式市場が反転するためにはFRBのタカ派姿勢が緩むことが必須と見られているが、その可能性はなお低いことを示す内容でもある。

 アップル<AAPL>が続落しており、ダウ平均、ナスダックを圧迫。前日のアイフォーン14の増産計画を断念とのニュースが引き続き嫌気されている模様。きょうはアナリストの投資判断の引き下げも伝わり、短期的には収益とバリュエーションに対するリスクが増大すると見込んでおり、消費者からの需要の弱さによって引き起こされる負の見通しの修正を予想していると述べていた。

アップル<AAPL> 143.38(-6.46 -4.31%)
マイクロソフト<MSFT> 235.57(-5.50 -2.28%)
アマゾン<AMZN> 114.26(-3.75 -3.18%)
アルファベットC<GOOG> 97.29(-3.45 -3.42%)
テスラ<TSLA> 272.46(-15.35 -5.33%)
メタ・プラットフォームズ<META> 136.68(-4.93 -3.48%)
AMD<AMD> 64.67(-3.69 -5.40%)
エヌビディア<NVDA> 121.73(-5.63 -4.42%)
ツイッター<TWTR> 42.96(-0.29 -0.67%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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