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話題株ピックアップ【夕刊】(2):神戸物産、インテージH、味の素

■神戸物産 <3038>  3,416円  +64 円 (+1.9%)  本日終値
 神戸物産<3038>が続伸。22日の取引終了後に発表した3月度の単独業績で、営業利益が26億7500万円(前年同月比20.3%増)と大幅増益となったことが好感された。売上高は440億7000万円(同10.6%増)だった。7店舗の新規出店があったことに加えて、テレビ番組やSNSなどで紹介されたことも売上高の増加に寄与した。また、利便性の高い冷凍野菜が好調だったほか、セール対象商品も売り上げに貢献した。

■インテージH <4326>  1,473円  +24 円 (+1.7%)  本日終値
 インテージホールディングス<4326>がしっかり。22日の取引終了後、親会社であるNTTドコモとの合弁会社ドコモ・インサイトマーケティング(DIM)の株式をすべて取得し、完全子会社化すると発表した。DIMを完全子会社とすることで機動的な事業運営が可能になるという。同件の取引実行日は7月1日の予定。今後の業容拡大への期待が株価を下支えしている。

■味の素 <2802>  5,628円  +64 円 (+1.2%)  本日終値
 味の素<2802>は続伸。同社は22日、8月1日の納品分から一部の家庭用・業務用製品の出荷価格を改定すると発表しており、これによる業績の押し上げ効果などが期待されているようだ。価格を改定するのは、家庭用では中華合わせ調味料製品23品種、中華だし調味料製品16品種、オイスターソース2品種、おかゆ製品6品種のほか、業務用のおかゆ製品2品種。各製品の原料の価格高騰が続いていることに加え、加工費、包材費、エネルギー費などが継続的に上昇しており、企業努力の範囲内でコストアップを吸収することが困難になったためだとしている。

■高千穂交易 <2676>  3,715円  +40 円 (+1.1%)  本日終値
 高千穂交易<2676>が続伸。午後1時ごろ、スマートオフィスを実現するクラウドサービス「Cloom(クルーム)」をアップデートし、新機能の提供を開始すると発表しており、好材料視された。「Cloom」は、オフィスでの社員の所在や会議室の利用状況、ネットワークの稼働状況などの情報を可視化し、働きやすい環境を構築するクラウドサービス。今回のアップデートにより、Cloomのプラットフォーム上で会議室の予約ができるようになるほか、人数検知や出社率の機能によって、一目でエリアごとの混雑状況や社員の勤務状況を把握できるようになり、オフィスの改装や移転の際の設計に役立てることができるとしている。

■日本ガイシ <5333>  2,069円  +16 円 (+0.8%)  本日終値
 日本ガイシ<5333>がしっかり。同社はきょう、ドイツの大型グリーン水素製造プロジェクト向けに電力貯蔵用NAS電池を受注したと発表しており、これが支えとなったようだ。受注したNAS電池は、最大出力18メガワット、容量104.4メガワット時で、コンテナ型電池72台で構成。ドイツ北東部に設置され、天候に左右される太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー由来の電力を充放電する蓄電設備として利用されるという。

■JVCケンウッド <6632>  844円  +5 円 (+0.6%)  本日終値
 JVCケンウッド<6632>は7日ぶりに反発。23日取引終了後、24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の165億円から181億円(前の期比16%減)に増額した。無線システム事業が好調なほか、カーナビやドライブレコーダーなど海外OEMが伸びて収益を押し上げている。想定を上回る業績内容を受けて年間配当も従来計画の8円から前期と同じ12円に引き上げており、これも好感される形で上値を見込んだ買いを引き寄せた。

■ローム <6963>  2,149.5円  +7 円 (+0.3%)  本日終値
 ローム<6963>が続伸。22日の取引終了後、STマイクロエレクトロニクス<STM>との150ミリメートルSiCウエハーの長期供給契約を拡大すると発表しており、好材料視された。拡大された契約は、ドイツのニュルンベルクで生産されるSiCウエハーを複数年にわたり供給することを定めたもので、拡大期間における取引額は2億3000万ドル以上になる予定としている。

■LIXIL <5938>  1,718.5円  -67.5 円 (-3.8%)  本日終値  東証プライム 下落率3位
 LIXIL<5938>が大幅反落し、年初来安値を更新した。22日の取引終了後、24年3月期の連結業績に関し、非継続事業を含むベースでの最終損益が140億円の赤字(前の期は159億9100万円の黒字)になったようだと発表した。従来の予想は110億円の黒字で、一転して最終赤字に転落する見込みとなり、嫌気されたようだ。不動産市場が低迷し、住宅設備・建材の需要が想定よりも低下した。収益源の欧州市場では金融引き締め政策の長期化などを背景に、景気の停滞感が継続しており、業績に悪影響をもたらした。国内では第4四半期(1~3月)において新築住宅着工戸数が減少。窓リフォーム向けの政府補助金の端境期に入ったことなども響いたが、通期では価格改定効果などもあって計画通りの着地となる見通しだとしている。

■エクセディ <7278>  2,914円  -96 円 (-3.2%)  本日終値  東証プライム 下落率10位
 エクセディ<7278>が大幅安。22日の取引終了後、24年3月期の連結業績に関し、最終損益が101億円の赤字(前の期は45億9100万円の黒字)で着地したようだと発表した。これまでの予想は90億円の黒字で、増益予想から一転、赤字転落となる見込みとなり、嫌気されたようだ。AT(自動変速装置関連事業)セグメントでの生産設備において、約322億円の減損損失を計上する。EV(電気自動車)化の進展に伴う需要の減少という環境変化のなか、生産設備などの収益性の低下が見込まれ、減損テストを行った。売上収益は3083億円(前の期比7.9%増)と、計画に対し17億円下振れして着地する格好となったという。

■江崎グリコ <2206>  4,099円  -71 円 (-1.7%)  本日終値
 江崎グリコ<2206>が反落。22日の取引終了後、同社グループで発生したシステム障害に関する直近の状況について開示した。3日に基幹システムを切り替えた際に発生したシステム障害を受け、チルド食品(冷蔵品)に関して現在、一部の受発注と出荷業務に影響が出ているという。18日に物流センターにおける業務の一部を再開したものの、出荷に関するデータの不整合などが発生。想定していた受注に対して処理が間に合わず、出荷業務を再度停止した。5月中旬の再開を目指して復旧作業に努めるとしたうえで、24年12月期の連結業績への影響は現在、精査中とした。問題の長期化を懸念した売りが優勢となった。チルド食品以外の商品の出荷業務に関しては、継続して行っているとしている。

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