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話題株ピックアップ【夕刊】(1):フィナHD、東急建設、大ガス

■フィナHD <4419>  869円  +63 円 (+7.8%)  本日終値
 Finatextホールディングス<4419>が続急伸。22日の取引終了後、集計中の24年3月期連結業績について、営業利益が従来予想の2100万円から2億2000万円(前の期3億2800万円の赤字)へ、最終損益が1億6400万円の赤字から8000万円の赤字(同3億8800万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表しており、これを好感した買いが入った。売上高は53億5200万円(前の期比40.1%増)の従来予想に沿った形で着地したものの、全社的な支出の見直しを実施した結果、業務委託費及び人件費を想定よりも縮小できたことが損益を押し上げたという。

■宮崎銀行 <8393>  3,000円  +211 円 (+7.6%)  本日終値  東証プライム 上昇率3位
 宮崎銀行<8393>が後場急上昇。午前11時30分ごろ、上限を33万株(発行済み株数の1.90%)、または12億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感された。取得期間は5月13日から9月30日までで、東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)を含む市場買い付けにより取得するという。同時に、株主還元方針の見直しを発表した。25年3月期から、利益成長を通じた累進配当と機動的な自己株式取得により、総還元性向30%を目標に利益還元を行うとしている。

■タスキホールディングス <166A>  641円  +44 円 (+7.4%)  本日終値
 タスキホールディングス<166A>が大幅反発。22日の取引終了後、資産コンサルティングベンチャーであるオーラ(東京都港区)の株式の71.1%を取得し、子会社化したと発表しており、好材料視された。国内の富裕層数が増加するなか、資産形成や相続税対策ニーズが増加し、個人の資産形成に資する更なる付加価値の提供に取り組むことがグループの企業価値向上と持続的成長を追求することにつながると判断したという。取得価額は23億4700万円。なお、24年9月期業績への影響は精査中としている。

■三信電気 <8150>  2,161円  +121 円 (+5.9%)  本日終値  東証プライム 上昇率8位
 三信電気<8150>は大幅続伸。22日の取引終了後、集計中の24年3月期連結業績について、営業利益が従来予想の44億円から57億円(前の期比16.8%減)へ、純利益が26億円から27億円(同29.5%減)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。主に半導体や電子部品の販売や技術サポートを展開しているデバイス事業と、主にICTソリューションを展開しているソリューション事業の2つの主力事業のうち、デバイス事業の売上高が計画に届かないことから、売上高は1570億円から1400億円(同13.1%減)」へ下振れた。ただ、利益率の高いソリューション事業の業績が好調に推移したことから、利益は計画を上回ったという。なお、業績の上振れに伴い、期末配当予想を65円から70円へ引き上げ、年間配当を105円(前の期135円)とした。

■東急建設 <1720>  839円  +42 円 (+5.3%)  本日終値
 東急建設<1720>に大口の資金流入、底値圏離脱の動きをみせている。東急系のゼネコン中堅で渋谷再開発など東急グループの受注獲得で業績回復トレンドが鮮明となっている。22日取引終了後、24年3月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の62億円から82億円(前の期比61%増)と大幅増額、これをポジティブ視する買いを呼び込んだ。開発事業の撤退に伴い過年度に計上した不動産事業等損失引当金が減少したほか、研究開発コストの後ろ倒しによる販管費減少なども寄与し、利益は会社側の従来見通しを上回る。また、好業績を背景に年間配当も従来計画に1円上乗せの37円(前の期実績36円)とすることも併せて発表しており、これを評価する買いを呼び込んだ。

■大阪ガス <9532>  3,510円  +162 円 (+4.8%)  本日終値
 大阪ガス<9532>は続伸。22日取引終了後に24年3月期連結業績予想の修正を発表。純利益を1160億円から1325億円(前の期比2.3倍)へ上方修正しており、これが好感された。国内エネルギー事業でのガス事業やLNG販売事業、電力事業に加え、海外エネルギー事業での増益が寄与する。なお、売上高予想は2兆1210億円から2兆830億円(同8.4%減)へ下方修正した。

■ストライク <6196>  4,810円  +155 円 (+3.3%)  本日終値
 ストライク<6196>が続伸。22日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(23年10月~24年3月)単独業績について、売上高が従来予想の81億9900万円から92億3000万円(前年同期比51.8%増)へ、営業利益が29億2800万円から37億600万円(同83.0%増)へ、純利益が19億4300万円から24億4000万円(同78.4%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。上期の案件の成約組数が130組となり、当初計画していた122組を上回ったことに加えて、1組あたりの売上高が1億円以上の大型案件の成約が23組に上り、案件単価が想定を上回ったことが要因としている。

■エニマインド <5027>  1,057円  +34 円 (+3.3%)  本日終値
 AnyMind Group<5027>が続伸。23日、米食品・飲料メーカーのペプシコ<PEP>と、東南アジアにおいて、SNSとECを組み合わせたソーシャルコマースの拡大に向け、業務提携契約を締結したと発表し、材料視されたようだ。ペプシコに対しエニマインドはインフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」などを用いた包括的なソリューションを提供する。仏広告大手ピュブリシス・グループ傘下のピュブリシスコマースと共同で取り組みを進める。エニマインドは昨年8月より、ペプシコとピュブリシスコマースとともに、フィリピンでライブコマースの取り組みを進めていた。今後はフィリピンやタイのほか、東南アジアのその他の地域にもソリューションを展開する予定としている。

■西松屋チェーン <7545>  2,200円  +66 円 (+3.1%)  本日終値
 西松屋チェーン<7545>は続伸。22日の取引終了後に発表した4月度(3月21日~4月20日)の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比7.8%増と2カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。気温の上昇に伴い春物衣料や夏物衣料が大きく伸びた。また、育児・服飾雑貨も月を通じて好調に推移した。なお、全店売上高は同11.1%増だった。

■参天製薬 <4536>  1,508円  +37 円 (+2.5%)  本日終値
 参天製薬<4536>が3日続伸。英投資ファンドのシルチェスター・インターナショナル・インベスターズが参天薬の株式について、新たに5%を超えて保有していることが22日の取引終了後に明らかとなり、これを思惑視した買いが入ったようだ。同日に財務省に提出された大量保有報告書によると、シルチェスターの保有割合は5.02%となった。保有目的の項目には「増配、自己株式の買入の頻度又は総量、金庫株消却その他資本政策の変更を要求することがある」などと記載している。報告義務発生日は19日となっている。

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