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6229 オーケーエム

東証S
1,846円
前日比
-19
-1.02%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.9 0.80 2.17
時価総額 83.8億円

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株式会社オーケーエム:2026年3月期中間決算文字起こし(9)


オーケーエム<6229>

続きまして、第5章「企業価値向上に向けて」でございます。

まず現状分析ですが、PBRは2021年5月に1倍を割り込んで以降、継続して1倍を下回っております。ROEも2021年3月期の11.2%をピークに低下し、2025年3月期に若干の改善が見られたものの、依然として課題が残っていると認識しております。
利益率の低下は大きな課題であり、加えて、投資家の皆様に当社の戦略や取り組みについて十分にお伝えし切れていない点、さらにはオーケーエムそのものの認知度がまだ高くない点も課題として認識しております。

PBR改善に向けた今後の取り組みとしては、ROEの向上、PERの向上を図ってまいります。新製品やサービス、高付加価値製品の販売強化などを通じて利益率の向上を実現し、あわせてバランスシートの見直しや施策の実行により、資本効率の改善にも努めてまいります。さらに、IR活動の改善にも積極的に取り組み、投資家の皆様への情報発信を強化してまいります。
これらすべての取り組みを通じて、企業価値の向上を目指してまいります。

資本配分の見直しでございます。事業活動で生み出すキャッシュの増加はもちろん、売上債権や棚卸資産の圧縮などにより、キャッシュインの改善を図ってまいります。生み出したキャッシュは積極的に投資へと配分し、成長の加速につなげてまいります。

続きまして、株主還元方針でございます。持続的な成長のため、研究開発や設備投資を充実させつつ、財務バランスを考慮しながら、継続性・安定性に配慮した還元を行っていきたいと考えております。本中期経営計画におきましては、40円の配当をベースとし、さらなる向上を目指して安定的な配当を継続してまいります。
事業の成長と企業価値の向上に努めるとともに、IR活動も積極的に展開し、株価向上に取り組んでまいります。

結びになりますが、オーケーエムは、お客様の流体制御に関するニーズにきめ細かくお応えすることで事業を発展させてまいりました。事業の発展を通じて、顧客満足度の向上、社員満足度の向上、株主様満足度の向上、そして持続可能な社会への貢献を実現してまいります。
以上をもちまして、2026年3月期中間決算の説明を終了いたします。ご清聴ありがとうございました。

《KM》

 提供:フィスコ

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