航空電子がS安、今期は一転最終減益の見通しで失望売り
日本航空電子工業<6807>がストップ安の水準となる前営業日比500円安の2307円に売られた。同社は30日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正しており、失望売りがかさんだようだ。今期の売上高予想は従来の見通しから150億円減額し2250億円(前期比1.5%増)、最終利益予想は70億円減額して60億円(同48.2%減)に見直した。増益予想から一転して減益を見込む。下期の携帯機器市場における所要の見直しに加え、中国での価格競争の激化によるシェア低下、半導体装置や油田掘削、自動車市場向けの需要低迷、開発費の増加による影響を業績予想に反映した。9月中間期の売上高は1104億4100万円(前年同期比2.7%減)、最終利益は31億1600万円(同53.0%減)だった。
このほか、同社は京セラ<6971>との資本・業務提携契約の締結について発表。NEC<6701>の保有株を京セラが取得する。航空電子の筆頭株主はNECから京セラに変わる。
出所:MINKABU PRESS
このほか、同社は京セラ<6971>との資本・業務提携契約の締結について発表。NEC<6701>の保有株を京セラが取得する。航空電子の筆頭株主はNECから京セラに変わる。
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