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1969 高砂熱学工業

東証P
4,427円
前日比
+10
+0.23%
PTS
4,421.4円
11:22 12/29
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
16.9 3.02 2.37 6.36
時価総額 6,219億円

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<動意株・29日>(前引け)=日車両、高砂熱、大有機

 日本車輌製造<7102>=切り返し急で年初来高値更新。前日は全体地合い悪に流され、大陰線を引いて7日ぶりに反落したが、きょうは動きを一変させている。28日取引終了後、同社は26年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の66億円から82億円(前期比18%増)に増額した。なお、期中2度目の上方修正であり、期初の営業利益予想は56億円だった。鉄道車両、輸送用機器・鉄構事業の各事業の売り上げが会社側想定以上に伸び、収益押し上げに貢献した。これを材料視する形で上値を見込んだ投資資金が流入した。

 高砂熱学工業<1969>=大幅反発し実質上場来高値を更新。この日の寄り前に26年3月期の連結業績予想について、売上高を4100億円から4210億円(前期比10.3%増)へ、営業利益を360億円から433億円(同33.6%増)へ、純利益を287億円から343億円(同24.1%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を44円から62円へ引き上げたことが好感されている。一部工事の工程見直しなどを行った結果、単体売上高は前回予想を下回る見込みとなったものの、効率的な施工体制などによる工事進捗とともに収益性の改善を見込むことから、連結では売上高・利益を押し上げる見通しという。

 大阪有機化学工業<4187>=新値街道に復帰。一時160円高の3845円まで駆け上がり、今週27日につけた年初来高値3825円を払拭した。独立系化学メーカーで、特殊アクリル酸エステルでは業界のフロントランナー。また、電子材料部門を主力とし、半導体レジスト用原料などを展開し需要を捉えているが、ArFエキシマレーザーに対応したレジスト用原料への引き合いが極めて旺盛で業績に貢献している。そうしたなか、29日の朝方に、25年11月期第4四半期決算で「補助金収入」3億1400万円を特別利益として計上することを発表、足もとではこれが刺激材料となった格好だ。株価は昨年7月以来約1年3カ月ぶりの高値圏を走るが、業績成長期待から海外筋の注目も高まっているもよう。現状は外国人保有株比率が10%未満と低く、需給面でポートフォリオ組み入れの動きが進めば一段の上値も期待される。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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