貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
株価15分ディレイ → リアルタイムに変更

9533 東邦ガス

東証P
4,663円
前日比
+30
+0.65%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
16.0 0.95 1.93 0.87
時価総額 4,580億円

銘柄ニュース

戻る
 

芙蓉総合リース---間断かんがい技術を活用したJCMクレジットの普及拡大を目指すコンソーシアムの組成


芙蓉総合リース<8424>は23日、出光興産<5019>、大阪ガス<9532>、兼松<8020>、Green Carbon、SOMPOホールディングス<8630>の子会社の損害保険ジャパン、東邦ガス<9533>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>の子会社の三菱UFJ信託銀行とともに、二国間クレジット制度(JCM)に基づく水田由来のクレジットの普及拡大を目指す、民間企業による「水田JCMコンソーシアム」を組成したと発表した。

本コンソーシアムでは、フィリピンで推進されている間断かんがい技術(AWD)を活用し、米の収量や天候との関係を分析することで、農業分野でのJCMクレジット発行の実現を目指す。AWDは水田からのメタン排出を抑える技術であり、土壌条件によってはメタンを約30%削減しつつ収量向上も可能とされている。さらに、雨量や台風とAWDの関係分析を通じて、従来不透明だった天候リスクを可視化し、プロジェクトの予見性向上と投資促進を図る。加えて、クレジット需要家が安心して取引できるよう、情報開示も推進する。

今後は、8社に加えて賛同企業の拡大も検討し、環境省と農林水産省がオブザーバーとして参画する予定。本取組は、農業分野における温室効果ガス削減と、持続可能な脱炭素社会への貢献を目的としている。

《NH》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均