ダイコク電機---子会社における会社分割(吸収分割)による事業の承継

ダイコク電機<6430>は7日、子会社である箱根ガラスの森リゾートが、うかい<7621>が運営する文化事業を吸収分割により承継することを決定したと発表した。
この吸収分割により継承する「箱根ガラスの森美術館」はヴェネチアングラス専門美術館として高い集客力と独自性を誇り、観光や文化、エンタテインメント分野における重要な地域資源として評価されている。
今回の吸収分割は、ダイコク電機グループが推進する中期経営計画の一環であり、「事業領域の拡大」を成長戦略として位置付けている。観光や文化事業の拡充により持続的な収益基盤を目指す。また、グループ内の経営資源やノウハウを活用し、施設の価値向上と収益力の強化を図り、地域文化の継承と活性化にも貢献する。
吸収分割は、うかいを分割会社、箱根ガラスの森リゾートを承継会社として行われ、分割会社に対して承継会社は2億円を交付する予定。吸収分割は2025年10月1日に効力を発生する予定であり、資本金の増減はなく、債務履行に問題はないと判断されている。

《AK》

　提供：フィスコ