フォーシーズＨＤ---コンサルティング事業でFUNDIと業務委託契約を締結

フォーシーズＨＤ<3726>は28日、クラウドファンディング事業を展開するFUNDI(本社：神奈川県横浜市)との間で、系統用蓄電所用地の取得に関するファイナンス支援を目的としたコンサルティング業務に関する業務委託契約を締結したと発表した。

対象案件では、ノビレッジ(本社：長野県上田市)が取得・建設を行う系統用蓄電所に関連し、ファイナンス実行に向けたスキーム設計やリスク調査、関連ドキュメントの作成などを同社が担当する。

本件における売上・利益については、2024年9月期の連結売上高の1%の30%を超える見込みであり、同社のコンサルティング事業における収益源として重要な位置づけとなる見通しである。なお、ファイナンスが実施された場合に、当該委託内容として同社に売上が発生する仕組みである。本業務には同社が保証人となる条件が付されており、債務保証順位は2番目とされている。保証履行が発生する場合、動産譲渡担保権や契約上の地位譲渡等を条件に、系統用蓄電所の土地・設備・権利を市場価格に比して適正な価格で取得可能となる契約内容となっている。

同社は2025年2月14日に開示した事業方針に基づき、年間24ヶ所、1ヶ所あたり2,000kW/8,000kWhの蓄電所開発を目指しており、本取り組みは再生可能エネルギー事業領域の拡大および新たな収益獲得への一助となると見込んでいる。

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　提供：フィスコ