エスプール---全国55施設目 障がい者の雇用創出を目的とした「わーくはぴねす農園」を開設

エスプール<2471>は4日、子会社で障がい者雇用支援サービスを提供するエスプールプラスが、全国55施設目となる「わーくはぴねす農園」を神奈川県大和市に開設すると発表した。
エスプールプラスは、「一人でも多くの障がい者雇用を創出し、社会に貢献する」という企業理念のもと、障がい者の就労に適した企業向け貸し農園「わーくはぴねす農園」を運営している。
現在、約660社の企業が利用しており、4,400名を超える障がい者が一般就労を実現。その定着率は約92％に達している。
近年、法定雇用率の引き上げやサステナビリティへの意識の高まりにより、障がい者雇用が進んでいるが、採用は身体障がい者に偏っており、知的・精神障がい者の就業機会の拡大が課題となっている。こうした状況の中、エスプールプラスは障がい者の雇用機会をさらに拡大することを目指し、新たに農園を開設する。
今回開設する農園は、神奈川県内で3施設目となり、知的・精神障がい者を中心に99名の雇用創出が見込まれている。
農園の名称は「ソーシャルファーム わーくはぴねす農園 Plus かながわ大和」で、所在地は神奈川県大和市上草柳6-18-15。面積は約513坪(屋内型)で、198区画を予定しており、2025年4月の開園を目指している。

《AK》

　提供：フィスコ