スパークス・グループ---北海道で再エネ水素製造所を竣工、サプライチェーン構築の実証事業を本格始動

スパークス・グループ<8739>は21日、同社子会社のスパークス・グリーンエナジー＆テクノロジー（SGET）を通じて、水素の製造・貯蔵・輸送・利用までのサプライチェーンを構築する実証事業を行う北海道苫小牧市の水素製造所を整備、竣工。今後、3 月以降に地元企業を含む複数の利用者への水素供給を目指すと発表した。

SGET は、苫小牧市の廃棄物処理施設に隣接する市の所有地に水電解装置などを整備し、処理施設で行われる廃棄物発電と新設する太陽光発電による電力で再生可能エネルギー由来のグリーン水素を年間最大 100 万立方メートル製造予定。

同社はこの実証事業を通じて、水素製造の「苫小牧モデル」を構築し、新たな水素の利活用に関する可能性を追求し続けていく。

《AK》

　提供：フィスコ