話題株ピックアップ【夕刊】(2):パーク24、ALSOK、日本空港ビル
■パーク24 <4666> 1,864円 +36 円 (+2.0%) 本日終値
パーク24<4666>が堅調。18日取引終了後に月次速報数値を発表。10月のタイムズパーキングの売上高が前年同月比11.3%増とプラス基調を継続しており、これが好感された。
■綜合警備保障 <2331> 1,085円 +18.5 円 (+1.7%) 本日終値
ALSOK<2331>が5営業日ぶりに反発した。SMBC日興証券が18日、ALSOKの目標株価を1050円から1200円に引き上げた。投資判断は「2」を継続する。機械警備の価格改定が許容されるとの見方から、その効果が25年3月期の下期から一部発現する可能性を指摘。強盗事件の増加による防犯意識の高まりで来期にかけて機器販売が増加するとみるほか、来期は大阪・関西万博の警備業務の貢献を見込む。同証券はALSOKの26年3月期営業利益予想を従来の450億円から460億円に増額修正した。
■日本空港ビルデング <9706> 5,476円 +91 円 (+1.7%) 本日終値
日本空港ビルデング<9706>は3日続伸。SBI証券が18日、日本空港ビルの目標株価を7030円から8210円に引き上げた。投資判断は「買い」を継続する。羽田空港国際線の旅客数が回復するなか、第1ターミナル北サテライトなどの拡張により収益機会が広がると想定。中国路線の増便により、個人富裕層の来日客数の増加による影響も注目されると指摘している。同証券は26年3月期の日本空港ビルの営業利益予想を従来の330億円から410億円に増額修正した。
■帝国電機製作所 <6333> 2,754円 +28 円 (+1.0%) 本日終値
帝国電機製作所<6333>がしっかり、18日取引終了後、100万100株を上限に自社株TOBを実施すると発表した。買い付け価格は1株2477円で、期間は11月19日から12月16日まで。大株主の三菱電機モビリティから株式売却の意向を受けたため。
■豊田通商 <8015> 2,730.5円 +25.5 円 (+0.9%) 本日終値
豊田通商<8015>が3日ぶりに反発。きょう付の日本経済新聞朝刊で「エジプトで風力発電事業を拡充する」と報じられており、これが好材料視されたようだ。記事によると、建設中の84基の風車に加えて、25年8月にも新たに20基を加えるという。子会社で風力発電国内大手のユーラスエナジーホールディングスなどが開発や運営を行い、発電規模をこれまでの1.3倍にあたる650メガワットに増やすとしており、日本企業がアフリカで主導する風力発電事業としては最大規模となるとしている。
■久光製薬 <4530> 4,254円 +30 円 (+0.7%) 本日終値
久光製薬<4530>が続伸。18日の取引終了後、日本医療研究開発機構(AMED)の先進的研究開発戦略センターが公募した「ワクチン・新規モダリティ研究開発事業(一般公募)」に採択されたと発表しており、好材料視された。採択された研究開発課題「新型コロナワクチンを搭載したマイクロニードル型経皮ワクチンに関する研究開発」は、同社のTDDS(経皮薬物送達システム)技術であるマイクロニードル「HalDisc Technology」を用いた新型コロナウイルスワクチンの免疫原性増強効果及びそのメカニズム解析を行うというもの。また今後は、国立感染症研究所と連携し、免疫弱者にも有効な免疫誘導、抗体価早期上昇、中和抗体価の持続を確認すると共に、副反応の軽減効果も備えたワクチン開発を目指すとしている。
■INPEX <1605> 2,054円 +13.5 円 (+0.7%) 本日終値
INPEX<1605>が高い。18日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の12月限が前週末比2.14ドル高の1バレル=69.16ドルと上昇した。米バイデン大統領は、「ウクライナがアメリカから供給された長距離ミサイルを使用してロシアを攻撃することを許可した」と伝わった。ロシアの石油輸出に影響が出る懸念が浮上し、原油価格を押し上げた。更にノルウェーの石油大手エクイノール<EQNR>の北海大型油田が施設の停電などで生産を停止した、と報じられたことも原油高の要因となった。
■イトーキ <7972> 1,601円 -74 円 (-4.4%) 本日終値 東証プライム 下落率2位
イトーキ<7972>は大幅安。商品の配送を委託した運送事業者に契約を超えて働いた分の料金を支払わなかったとして、公正取引委員会が近くイトーキに対して独占禁止法違反の疑いで警告を出す方針を固めたと、この日複数のメディアが報じた。これをネガティブ視した売りが出た。報道を受け、会社側は同日にコメントを発表した。「公正取引委員会の調査を受けていることは事実」とし、「調査に全面的かつ真摯に対応している」とした。
■アステラス製薬 <4503> 1,561円 -53.5 円 (-3.3%) 本日終値
アステラス製薬<4503>が続落。19日、地図状萎縮を伴う加齢黄斑変性の治療薬「アイザーヴェイ」の一部変更承認申請について、米食品医薬品局(FDA)から現在の申請内容では承認できないとの通知を受けたと発表し、嫌気されたようだ。「アイザーヴェイ」に関し同社は、2年間にわたる投与データの添付書類への追加に関する一部変更承認申請が今年3月にFDAから受理されたと発表。審査終了目標日は11月19日と定められていた。25年3月期の連結業績への影響は精査中としている。
株探ニュース
パーク24<4666>が堅調。18日取引終了後に月次速報数値を発表。10月のタイムズパーキングの売上高が前年同月比11.3%増とプラス基調を継続しており、これが好感された。
■綜合警備保障 <2331> 1,085円 +18.5 円 (+1.7%) 本日終値
ALSOK<2331>が5営業日ぶりに反発した。SMBC日興証券が18日、ALSOKの目標株価を1050円から1200円に引き上げた。投資判断は「2」を継続する。機械警備の価格改定が許容されるとの見方から、その効果が25年3月期の下期から一部発現する可能性を指摘。強盗事件の増加による防犯意識の高まりで来期にかけて機器販売が増加するとみるほか、来期は大阪・関西万博の警備業務の貢献を見込む。同証券はALSOKの26年3月期営業利益予想を従来の450億円から460億円に増額修正した。
■日本空港ビルデング <9706> 5,476円 +91 円 (+1.7%) 本日終値
日本空港ビルデング<9706>は3日続伸。SBI証券が18日、日本空港ビルの目標株価を7030円から8210円に引き上げた。投資判断は「買い」を継続する。羽田空港国際線の旅客数が回復するなか、第1ターミナル北サテライトなどの拡張により収益機会が広がると想定。中国路線の増便により、個人富裕層の来日客数の増加による影響も注目されると指摘している。同証券は26年3月期の日本空港ビルの営業利益予想を従来の330億円から410億円に増額修正した。
■帝国電機製作所 <6333> 2,754円 +28 円 (+1.0%) 本日終値
帝国電機製作所<6333>がしっかり、18日取引終了後、100万100株を上限に自社株TOBを実施すると発表した。買い付け価格は1株2477円で、期間は11月19日から12月16日まで。大株主の三菱電機モビリティから株式売却の意向を受けたため。
■豊田通商 <8015> 2,730.5円 +25.5 円 (+0.9%) 本日終値
豊田通商<8015>が3日ぶりに反発。きょう付の日本経済新聞朝刊で「エジプトで風力発電事業を拡充する」と報じられており、これが好材料視されたようだ。記事によると、建設中の84基の風車に加えて、25年8月にも新たに20基を加えるという。子会社で風力発電国内大手のユーラスエナジーホールディングスなどが開発や運営を行い、発電規模をこれまでの1.3倍にあたる650メガワットに増やすとしており、日本企業がアフリカで主導する風力発電事業としては最大規模となるとしている。
■久光製薬 <4530> 4,254円 +30 円 (+0.7%) 本日終値
久光製薬<4530>が続伸。18日の取引終了後、日本医療研究開発機構(AMED)の先進的研究開発戦略センターが公募した「ワクチン・新規モダリティ研究開発事業(一般公募)」に採択されたと発表しており、好材料視された。採択された研究開発課題「新型コロナワクチンを搭載したマイクロニードル型経皮ワクチンに関する研究開発」は、同社のTDDS(経皮薬物送達システム)技術であるマイクロニードル「HalDisc Technology」を用いた新型コロナウイルスワクチンの免疫原性増強効果及びそのメカニズム解析を行うというもの。また今後は、国立感染症研究所と連携し、免疫弱者にも有効な免疫誘導、抗体価早期上昇、中和抗体価の持続を確認すると共に、副反応の軽減効果も備えたワクチン開発を目指すとしている。
■INPEX <1605> 2,054円 +13.5 円 (+0.7%) 本日終値
INPEX<1605>が高い。18日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の12月限が前週末比2.14ドル高の1バレル=69.16ドルと上昇した。米バイデン大統領は、「ウクライナがアメリカから供給された長距離ミサイルを使用してロシアを攻撃することを許可した」と伝わった。ロシアの石油輸出に影響が出る懸念が浮上し、原油価格を押し上げた。更にノルウェーの石油大手エクイノール<EQNR>の北海大型油田が施設の停電などで生産を停止した、と報じられたことも原油高の要因となった。
■イトーキ <7972> 1,601円 -74 円 (-4.4%) 本日終値 東証プライム 下落率2位
イトーキ<7972>は大幅安。商品の配送を委託した運送事業者に契約を超えて働いた分の料金を支払わなかったとして、公正取引委員会が近くイトーキに対して独占禁止法違反の疑いで警告を出す方針を固めたと、この日複数のメディアが報じた。これをネガティブ視した売りが出た。報道を受け、会社側は同日にコメントを発表した。「公正取引委員会の調査を受けていることは事実」とし、「調査に全面的かつ真摯に対応している」とした。
■アステラス製薬 <4503> 1,561円 -53.5 円 (-3.3%) 本日終値
アステラス製薬<4503>が続落。19日、地図状萎縮を伴う加齢黄斑変性の治療薬「アイザーヴェイ」の一部変更承認申請について、米食品医薬品局(FDA)から現在の申請内容では承認できないとの通知を受けたと発表し、嫌気されたようだ。「アイザーヴェイ」に関し同社は、2年間にわたる投与データの添付書類への追加に関する一部変更承認申請が今年3月にFDAから受理されたと発表。審査終了目標日は11月19日と定められていた。25年3月期の連結業績への影響は精査中としている。
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