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話題株ピックアップ【昼刊】:ゼンショHD、ユーグレナ、森永

■GMO-FG <4051>  7,460円  +950 円 (+14.6%) 一時ストップ高   11:30現在
 18日に発表した「0.88%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。
 発行済み株式数(自社株を除く)の0.88%にあたる7万4000株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月19日から12月30日まで。

■ゼンショHD <7550>  8,897円  +582 円 (+7.0%)  11:30現在  東証プライム 上昇率6位
 ゼンショーホールディングス<7550>が大幅高で5日続伸し年初来高値を更新している。18日の取引終了後、牛丼チェーン「すき家」が11月22日午前9時から一部商品の価格を値上げすると発表しており、好材料視されている。値上げするのは、主力の牛丼の「並盛」をはじめ「中盛」「大盛」など。国産米の価格高騰などに対応するためで、牛丼の値上げは4月以来約7カ月ぶりとなる。

■ユーグレナ <2931>  443円  +20 円 (+4.7%)  11:30現在
 ユーグレナ<2931>が反発。18日取引終了後、再生可能燃料を製造する香港のEcoCeresとの間で持続可能な航空燃料(SAF)と次世代バイオディーゼル燃料(HVO)の日本での普及に共同で取り組んでいく基本合意書を締結したと発表した。日本の航空・運輸分野で普及を進めていく。これが買い材料視されている。

■森永製菓 <2201>  2,680円  +88.5 円 (+3.4%)  11:30現在
 森永製菓<2201>は大口の買い注文を集めカイ気配スタート。寄り後早々に6%超の上昇をみせた。今月13日にマドを開けて急落したが、きょうは滞留出来高のない真空地帯を一気に駆け上がる異色の戻り足をみせている。同社が18日取引終了後に発表した株主還元策にマーケットの耳目が集まった。発行済み株式数の4.68%にあたる420万株、金額ベースで100億円を上限に自社株買いを発表、今朝の東証の自己株式立会外取引で実施する。このうち250万株あまりを証券会社経由で一度に大量取得するASR(加速型自社株買い)という手法を活用することも注目を呼び、これを材料視する形で投資資金が流入した。

■関東電化工業 <4047>  975円  +30 円 (+3.2%)  11:30現在
 関東電化工業<4047>は反発している。18日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、旧村上ファンド関係者が運営する投資会社エフィッシモ キャピタル マネージメントの保有割合が15.41%から16.79%に上昇したことが判明。これを受けて、思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は純投資、ただしうち966万3500株については投資一任契約に基づく顧客資産運用のためとしており、報告義務発生日は11月12日となっている。

■帝国電機製作所 <6333>  2,773円  +47 円 (+1.7%)  11:30現在
 帝国電機製作所<6333>がしっかり、18日取引終了後、100万100株を上限に自社株TOBを実施すると発表した。買い付け価格は1株2477円で、期間は11月19日から12月16日まで。大株主の三菱電機モビリティから株式売却の意向を受けたため。

■パーク24 <4666>  1,859円  +31 円 (+1.7%)  11:30現在
 パーク24<4666>が堅調。18日取引終了後に月次速報数値を発表。10月のタイムズパーキングの売上高が前年同月比11.3%増とプラス基調を継続しており、これが好感されている。

■豊田通商 <8015>  2,745.5円  +40.5 円 (+1.5%)  11:30現在
 豊田通商<8015>が3日ぶりに反発している。きょう付の日本経済新聞朝刊で「エジプトで風力発電事業を拡充する」と報じられており、これが好材料視されているようだ。記事によると、建設中の84基の風車に加えて、25年8月にも新たに20基を加えるという。子会社で風力発電国内大手のユーラスエナジーホールディングスなどが開発や運営を行い、発電規模をこれまでの1.3倍にあたる650メガワットに増やすとしており、日本企業がアフリカで主導する風力発電事業としては最大規模となるとしている。

■INPEX <1605>  2,050.5円  +10 円 (+0.5%)  11:30現在
 INPEX<1605>が高い。18日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の12月限が前週末比2.14ドル高の1バレル=69.16ドルと上昇した。米バイデン大統領は、「ウクライナがアメリカから供給された長距離ミサイルを使用してロシアを攻撃することを許可した」と伝わった。ロシアの石油輸出に影響が出る懸念が浮上し、原油価格を押し上げた。更にノルウェーの石油大手エクイノール<EQNR>の北海大型油田が施設の停電などで生産を停止した、と報じられたことも原油高の要因となった。

■イトーキ <7972>  1,567円  -108 円 (-6.5%)  11:30現在  東証プライム 下落率トップ
 イトーキ<7972>は大幅安。商品の配送を委託した運送事業者に契約を超えて働いた分の料金を支払わなかったとして、公正取引委員会が近くイトーキに対して独占禁止法違反の疑いで警告を出す方針を固めたと、この日複数のメディアが報じた。これをネガティブ視した売りが出ている。報道を受け、会社側は同日にコメントを発表した。「公正取引委員会の調査を受けていることは事実」とし、「調査に全面的かつ真摯に対応している」とした。

■DWセラピ研 <4576>  97円  +30 円 (+44.8%) ストップ高   11:30現在
 デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576>が動意づいている。18日取引終了後、緑内障治療剤「H-1337」の米国後期第2相臨床試験に関する主要結果を発表した。有効性について臨床的、統計学的に有意に眼圧を低下させる効果が確認されたほか、安全性については有害事象として結膜充血があったものの、ほとんどが軽度で投与中止には至らなかったという。会社側では、これらの結果を踏まえ第3相試験へ進められると考えているとした。この発表が材料視されている。

■アジャイル <6573>  112円  +19 円 (+20.4%)  11:30現在
 アジャイルメディア・ネットワーク<6573>が急伸している。18日の取引終了後、Webリスクマネジメント事業を中心にWebマーケティング関連事業を展開するエフェクチュアル(東京都港区)及び東京タワーを拠点に映画やマンガ、アニメのキャラクターなどのIP(知的財産)とファンをマッチングする事業を展開するTEG(東京都港区)とそれぞれ業務提携すると発表しており、好材料視されている。エフェクチュアルとの提携では、エフェクチュアルが提供する「オンライン評判管理対策サービス」の販売代理店として新規顧客営業を行う。アジャイルにとっては、マーケティングにおけるリスクマネジメントという新たなサービスを営業ラインアップに加えることで、施策提案の幅が広がり、既存顧客・新規顧客の両方に対する営業活動による収益の拡大が期待されている。一方、TEGとの提携では、アジャイルが得意とするファンコミュニティー運営・ファンマーケティングのノウハウを生かした各種のイベントを共同開催し、イベントと連動する形でカプセルトイなどの限定グッズを商品開発・販売することで収益拡大を目指すとしている。

■エルテス <3967>  659円  +100 円 (+17.9%) ストップ高買い気配   11:30現在
 エルテス<3967>がカイ気配。18日の取引終了後、創業20周年記念株主優待を実施すると発表。これを材料視した買いが入ったようだ。同社は来年2月末日を基準日として、800株以上を保有する株主に対し、QUOカードを2万円分贈呈する。

■ROXX <241A>  1,380円  +170 円 (+14.1%)  11:30現在
 ROXX<241A>が急騰。テクニカル的にも5日・25日移動平均線のゴールデンクロス(GC)を示現、上放れの様相を強めている。9月25日に東証グロース市場に新規上場した直近IPO銘柄でノンデスクワーカー(製造・建設・運輸・サービス業)の求職者と企業とをマッチングさせる転職プラットフォーム「Zキャリア」を運営する。先行投資で営業損益は赤字が続いているものの、赤字幅は縮小傾向にあり、一方でトップラインの伸びが著しくマーケットの注目度が高まっている。そうしたなか、18日取引終了後に最新Realtime APIを活用した音声対話型AIキャリアアドバイザーを求職者向けに提供を開始したことを発表しており、これによる業務効率化に期待した買いを呼び込む格好となった。

■エフ・コード <9211>  1,253円  +108 円 (+9.4%)  11:30現在
 エフ・コード<9211>が急反発している。午前10時ごろ、CDP(顧客データ基盤)/パーソナライズ/MA(マーケティングオートメーション)ツールを提供するアクティブコア(横浜市西区)と業務提携したと発表しており、好材料視されている。アクティブコアは、複数業務を兼務しながら施策運用しているマーケターやマーケティング担当者のマーケティングPDCA(計画・実行・評価・改善)業務を引き受け、本来注力すべき企画プランニングや戦略立案といったコア業務に専念する時間を確保するBPaaS「marutto1to1」を提供。これにエフ・コードの集客・接客ノウハウを掛け合わせることでユーザー体験の質を高め、クライアント企業のビジネス成長を加速することを目指すとしている。

●ストップ高銘柄
 サンウェルズ <9229>  928円  +150 円 (+19.3%) ストップ高   11:30現在
 日本抵抗器製作所 <6977>  950円  +150 円 (+18.8%) ストップ高   11:30現在
 T.S.I <7362>  1,056円  +150 円 (+16.6%) ストップ高   11:30現在
 ジャパンMA <9236>  1,116円  +150 円 (+15.5%) ストップ高   11:30現在
 かっこ <4166>  799円  +100 円 (+14.3%) ストップ高   11:30現在
 など、9銘柄

●ストップ安銘柄
 京極運輸商事 <9073>  838円  -150 円 (-15.2%) ストップ安   11:30現在
 以上、1銘柄

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