東京為替:ドル・円は伸び悩み、155円台から失速
18日の東京市場でドル・円は伸び悩み。日銀総裁の発言がタカ派的との期待感から円買いが先行し、153円85銭まで下落。その後は市場の一部による失望の円売りで、ドルは一時155円13銭まで値を切り上げた。ただ、ドル買いは続かず、154円台に失速した。
・ユーロ・円は162円27銭から163円49銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0531ドルから1.0550ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値38,259.59円、高値38,548.30円、安値38,150.39円、終値38,220.85円(前日比422.06円安)
・17時時点:ドル円154円50-60銭、ユーロ・円162円90-00銭
【経済指標】
・日・9月機械受注(船舶・電力除く民需):前月比-0.7%(予想:+1.5%、8月:-1.9%)
【要人発言】
・植田日銀総裁
「12月会合では追加のデータ・情報などをもとに適切に政策判断」
「実質金利が低いことの弊害、どこかでインフレが加速して2%超のリスク」
「見通し実現の確度に自信が得られた時に次のステップへ」
「国内要因、前進がみられる」
「金融緩和の度合い、むしろ強まっていると評価できる」
「経済・物価見通しを実現していけば政策金利を引き上げ」
「毎回の会合で経済・物価評価・見通しをアップデートし政策を判断」
《TY》
提供:フィスコ